有馬記念データ傾向

過去10年
1番人気は最多の5勝を挙げて2着2回、3着1回、3着以下2回と抜群の安定感です。
2番に気は1番人気に次ぐ2勝ながら、半数の5回は3着以下となっています。
3、4番人気は1勝ずつ、2着1回、3着2回と同数の好走馬がいました。
ここまでで、9-5-7となっているので人気上位馬は堅実に結果を出している印象です。
7~9番人気が1-3-2となっていることから、高配当を演出するのはこのゾーンとなるでしょう。
10番人気以下となると2着1回、3着1回となっているので過度な期待はできそうにはありません。

1~4枠で7-7-2
5~8枠で3-3-8
と連対実績となると内枠優勢となります。
それでも5枠から外は3着8回となっている為、3連系となると外枠にも注意は必要となります。
大外の8枠は3着1回なのでさすがに大外枠は割り引きが必要なります。

やはり中山競馬場が直線の短い小回りコースということもあり、外枠不利でロスなく立ち回れる内枠有利という事は傾向からも明らかとなっています。

逃げ馬の好走はG17勝のキタサンブラックによるものなので、余程の実績がなければ厳しい結果となっています。
先行馬が最多の6勝で2着3回、3着3回と立ち回りの上手さを活かせるコースという事もあり、安定した成績となっています。
中段からの差し馬は3勝とやや勝ち切れなイメージですが、2着7回、3着4回は最多の数字なので勝ち切れなくても、上がり上位の馬や決め手があれば好走することは可能となっています。
後方からの追い込み馬は3着2回なので割り引く必要はあります。


3歳馬が最多の5勝
4歳馬は勝ち切れなくても2着は最多の6回
5歳馬も3歳馬に次ぐ4勝、3着は最多の4回
6歳以上では3着1回なので苦戦
3~5歳までしか好走するとなると厳しく、ココは世代間比較も重要となります。

菊花賞    4-1-2
JC     3-4-6
海外G1   2-0-1
天皇賞秋   0-2-0
アルゼンチン 1-0-0
金鯱賞    0-2-0
エリ女    0-1-0
中日新聞杯  0-0-1

このように前走G1組が圧倒的な成績を挙げています。
前走G2組は1勝までで、2着2回は番組改編前の13年、12年の金鯱賞となっています。
前走G3組も3着1回まで
*前走海外組は全て海外のG1なので前走G1組が中心となるでしょう。

牡馬が圧倒的な成績を残しています。
牝馬も2勝、2着2回となっていますので見ていきます。


2010年ブエナビスタ
2014年ジェンティルドンナ
2017年クイーンズリング
2019年リスグラシュー
この4頭となります。

4頭に共通することは、
牝馬クラシックでの好走、古馬になってからG1勝ちがありました。
また、上の4頭や2019年の有馬記念でも牝馬が2頭以上3着以内に好走したことはありませんでした。

近年は牝馬の活躍が目立っていて、今年は特に古馬混合G1では牝馬の活躍が顕著だったので、今年も該当するのかどうかではありますが有馬記念ではこのような傾向があります。


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