先週は惜しまれつつも引退、勇退された調教師・騎手の皆様へのお別れとなりましたが、今週は土曜日から既に新たに開業された調教師、新人騎手がデビューしています。
小沢 大仁騎手
角田 大和騎手
永島 まなみ騎手
永野 猛蔵騎手
西谷 凛騎手
古川 奈穂騎手
松本 大輝騎手
横山 琉人騎手
個の8名の騎手と9名の調教師の方となります。
中でも、小沢騎手はデビュー初日に2勝を挙げる活躍をされたので今後の騎乗にも期待しています。そして何と言っても今年は藤田菜七子騎手以来、5年ぶりとなる女性騎手が2名も誕生しているのでこれまで以上にターフに華やかさを彩ってくれることと思います。
話を戻し今週は土曜からクラシックTRが始まり、これからのクラシックシーズンも益々盛り上がってくることとなります。
それでも、この弥生賞からは皐月賞馬は10年以上出ていないことや、近年はフルゲートで行われることも無いので年々格とレベルには疑問を抱きつつも、この10年でココから3頭のダービー馬が誕生している事実もあるので今年もクラシック馬へと飛躍を遂げる面々がいるのか、という興味を持ちつつ予想へと参りたいと思います。
先週こそ高速馬場且つ先行有利の馬場となっていましたが、土曜のレースでは週中の雨の影響から終日稍重馬場で時計も先週よりは掛かっていました。
明日は気温も極端に下がるので一気に乾くとも思えず、今日よりも若干時計が速くなるか同程度くらいの馬場を見込んではいますが、それでも前が有利というトラックバイアスは継続していくのでは、との見立てです。
展開としては、明確な逃げ馬不在で前走で嫌々押し出されたタイムトゥヘヴンか枠の並びからタイトルホルダーではないかと思っています。
どちらにしても前哨戦という事もあり前半はスロー、タイトルホルダーが逃げるとなれば前半から強気に入る武史ジョッキーですし先週もあれだけ突いていたので多少は流れるかもしれませんが、どちらにしても速くはならないでしょう。
また、過去5年の内4回で前半が61秒以上掛かっているというのですが、仕掛けどころは年によってバラバラなので最も悩みどころではあるものの向こう正面からのロンスパ線が妥当な所とはなるでしょう。
本命は②ダノンザキッド
これまでの実績、輸送経験、相手関係から本番はココではないとしても、好位に取り付くポジショニングから前走では暮れのタフな馬場でも上り最速を記録していて、余程のことが無い限り取りこぼす可能性は低いと見ています。
この時期の3歳馬なので絶対視は危険ながらも、これまで3戦の内容から行きたがる面は見せつつもスローペースにはそれなりに対応できていて最後も一脚は使えることからもココは前哨戦とはいえ下手な競馬は出来ないでしょう。
対抗は④タイトルホルダー
ダノンザキッドには2戦2敗ながらもこれまで戦ってきた経験と相手関係から本命馬以外には劣るとは思えませんし、何より武史ジョッキーへの乗り替わりはココではプラスになるはずです。
逃げ馬不在のメンバーなのでダノンザキッドよりも前には付けることは出来て、これまで以上に早目に仕掛けていくことが出来れば前哨戦仕上げの本命馬とは前走ほどの着差とはならないはずでこの鞍上であればそういった騎乗をしてくれるでしょう。
クラシックを見据えたときに現状では賞金不足なので、代打騎乗とトラックバイアスを味方に嵌るとすればこの馬ではないかと評価しました。
3番手は①ゴールデンシロップ
前走がその日のメインレースとなった共同通信杯よりも1秒近い走破時計を前目から押し切るという能力が無ければ出来ない芸当でしたし、この枠で先行できればヤレていい存在だと思っています。
距離や持ち時計、上りが使える事も前走で確認出来ましたうえに、先行力を活かせる絶好枠と条件としては申し分なく馬場を味方に出来る1頭になるでしょう。
それでも前走からの間隔を考えると前走の反動は不安ですし、ましてや上積みとなると疑う余地はあるのでこれ以上の評価は出来ませんが、前走くらいのパフォーマンスが出来れば人気以上に走れていい存在だと思っています。
という事で予想は
◎ ②
〇 ④
▲ ①
△ ③、⑦、⑧、⑩
このような予想となりました。
前回の中山記念予想の時に、G1シリーズまでは1番人気を本命にしないと、年始に決めたと掲載しましたが、今週はカンタマン(競馬仲間)の生死が掛かっている為個人的なことは後回しとしました。
*カンタマンについてはご本人のプライバシーもあるので、このブログにて紹介していいかをご本人の了解が得られれば紹介したいと思っています、、、
今週のこの弥生賞だけは是が非でも的中させなければならないと思い、前倒しで1番人気を本命としたのでダノンザキッド、川田ジョッキーには何としても勝ってほしいと願っています。