金鯱賞・予想

今日は3会場共に天気に恵まれず、道悪馬場での開催となり天候の変化の大きな季節とは言え、競馬を予想する身としては悩ましいばかりとなります。
そんな中、明るい話題と言えば先週デビューしたばかりの1年目古川奈穂騎手の初勝利でしょう。
デビュー12戦目での初勝利は、藤田菜七子騎手の51戦目を上回る記録となったことは素晴らしいですね。
おめでとうございます!
また、この勝利を支えた矢作調教師も一仕事を終え、次への大きなステップとなったと思いつつ暗い話題ばかりが飛び交っていますが、こういう明るい話題には気持ちも前向きになり元気を貰えます。

本題に戻り、金鯱賞予想へと参ります。
土曜の中京競馬場は、朝から雨が降り昼過ぎには雨は上がったものの終日不良馬場での開催で、日曜は天気は良くなりますが馬場の回復具合がどこまでかは難しく一応は稍重から重馬場くらいの想定をしています。
芝の状態としてはかなり施されているものの、第1回の開催の影響も少なからずは残ることも考えておいて良いでしょう。
展開も難しく、ハナ候補としてはキセキ、ジナンボーとはなりますがどちらにしてもゲート不安は付きまといますし、先行したいグローリーヴェイズ、ブラヴァス辺りが押し出される展開も頭には入れつつ、前半はスロー濃厚となるでしょう。
キセキが暴走すればJCのようになるでしょうしその他であれば、ラスト5Fから分散していくようなラップとなり、例年通りラスト2F地点で最速ラップを踏み持続力と坂地点での加速も問われるようなイメージの想定です。

本命は①デアリングタクト

前走のJCでは、ポジショニングや直線で外から被されたことによって最後は内に差さるような苦しい走りとなりましたが、それでいてアーモンドアイ、コントレイルに次ぐ3着を確保、道悪実績も桜花賞、秋華賞で実証済みなので崩れることにはならないでしょう。

古馬一線級のグローリーヴェイズとの前走での斤量差はなくなりますが馬場はこの馬に分がありますし、オークスでは道中被されて直線進路が僅かながらも抜け出し方と抜け出てからの持続力は現役トップクラスと見ています。

それでも松山ジョッキーのコメントで、この馬のスタイルを変えて前目の競馬をするつもりは無いようですし、枠が枠だけにポジションを下げた挙句前残り馬場となってしまうと不安はありますが、少頭数なので捌くことも容易くはなるでしょうしココをアッサリパスして香港での活躍も見たいので応援の意味も込めて本命とします。

対抗は③ブラヴァス

父キングカメハメハ✕母父ディープインパクトと血統背景はこのレースにマッチしていて、間隔を開けて馬の成長に合わせてレースを使いつつ結果で応えてきている今の充実期ならば相手強化のココでも通用する可能性は大いにあります。

また相手なりに走るタイプでチカラは出せるでしょうし、キレる脚はありませんが持続力勝負となれば引けを取らないだけのものを持っているとも思っていて、何より今年の福永ジョッキーのこの競馬場での成績は頼りになります。

それでも一気の相手強化でまだまだチカラ不足となる可能性も考えられますが、先行力を活かした立ち回りで期待したい1頭ではあります。

3番手は④グローリーヴェイズ

これまでの実績からデアリングタクトとまともに勝負できるのはこの馬が最右翼となりますが、タフな馬場はこなせても道悪となると評価を下げざるを得ないというのがこの馬の評価です。

それでも馬場の回復が早くなれば勝ち負けは当然というレベルの実績ですし、前走では5着ながらも大逃げのキセキを捕まえに早目に動く展開からの結果であり、もう少し後ろを待ってからの追い出しであれば着順を挙げることも出来たとは思っています。

能力と持続力では現役でも上位クラスに位置していることは認めていながらも、距離短縮と道悪馬場という事で不安はマイナス要素となるのでココまでとしました。

という事で予想は

◎ ①
〇 ③
▲ ④
△ ②、⑥、⑦、⑩

このような予想となりました。

先週に続き1番人気を本命としたのは、先週的中出来ずに先週同様カンタマンの生死が掛かっている為今週こそは、の思いです。

また、カンタマンについてはご本人の了解を得られたので機会があらばカンタマンをご紹介したいと考えております。

春はすぐそこに来ていますし、西日本では桜が開花した地域もあるので、そろそろ馬券の方も春を期待しています。


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