安田記念・予想

先週のダービーでは1番人気のプレッシャーのなか、横山武史ジョッキーは折り合いを欠く不安があるにも関わらず積極的にポジションを取りに行き、3角手前から4角にかけては後続馬の押し上げとインに閉じ込められた事もありポジションを下げざるを得ない状況となりましたが、直線を向いて前が開いてからの追い出しのタイミングと進路取りはほぼ100点の騎乗だったと思います。それでも後ろから『武史、ダービーの勝ち方知っているか』と、言わんばかりに福永ジョッキーに僅かに差され2着とはなったものの、福永ジョッキーは『武史くんの方が上手く乗った』、藤原調教師からは『今後必ずあいつは競馬界を背負って立つ』と言わしめた事からもこの経験を必ず活かし、いずれダービージョッキーの栄誉を手にするであろうことも確信すると共に記憶にも残る第88回となりました。
そのダービーの興奮や感動が冷めやらぬ中、今週からは来年のダービーを目指す戦いが始まり同時に春のG1シリーズ東京ラウンドも最終戦となります。
現役最強マイラー、一昨年の覇者、10年ぶりに3歳馬の参戦とフルゲート割れながらも楽しみなメンバーとなった安田記念を予想していきたいと思います。

土曜のレースでは、昼前には良馬場発表となりながらも高速馬場は維持し、それでも外差しは顕著に表れていて先行馬も直線は内を開けるシーンも目立っていました。日曜は天気も崩れるようですし、降水量がどれほどかは現時点では分からないながらも極端な悪化までは無いであろうと思っています。しかし降水量と馬場コンディションは、レースまでは確認しておく必要はあるでしょう。
展開としては、トーラスジェミニが逃げるとは見ていますが、この馬が逃げた時のペースがスローの溜め逃げからハイペースと幅広く読みにくいながらも戸崎ジョッキーなので、前半から飛ばす可能性としては低いと考えていて流れても前後半差でイーブンくらいの想定です。
それでも各ジョッキーポジショニングの意識は高いでしょうから、若干前傾戦というところまでは考えています。

本命は⑤グランアレグリア

この馬のマイル戦績を今更語るのはナンセンスとは重々承知していますし、これまでの歴代のマイラーと比較してもトップクラスの能力と実績であるのは間違いありません。
今回は、中2週のローテと馬場が渋った時が危惧されていますが、能力の絶対値が違いますしスムーズとは言えない中でも見せた3走前のパフォーマンスからも、他馬からマークされても崩れる事は無いはずです。
ココを勝てばマイルG1最多の5勝目となる事から、歴史的大偉業の瞬間を見届ける事を期待しつつ雨が馬場に影響を及ぼす事が無いことも願っています。

対抗は⑧インディチャンプ

6歳となりますが年齢的な衰えは全く無いとまでは言えませんが、それでも初めての距離でも好走した前走を見る限りまだまだスピードは通用するとは見ています。
相手関係は去年よりも楽になるはずですし、この枠であれば馬場が渋っても内を避けることは可能であり前走のようにタフな馬場でもこなせる点については評価しています。
それでも4走前にはグランアレグリアを完璧にマークし、スムーズな競馬をさせなかったとは言えあの着差を見てしまえば逆転となると難しく、3年連続同一G1を好走するとなるとハードルは高いと思いながらもこの馬の実績から対抗評価とします。

3番手は⑦ラウダシオン

東京実績、先行力という部分では楽しみの1頭で、前傾戦を押し切ったNHKマイルCやハイペースを古馬と対等にやり合い2着と善戦した5走前の内容からこの舞台ではパフォーマンスを上げてくると思います。
他馬は完全にグランアレグリアを見ながら進めるでしょうし、そうなれば先行勢にいるであろうこの馬はノーマークとなるはずで展開に恵まれる可能性は高く、多少は渋った馬場でもこなせていることから人気以上に走って良いとみています。
それでも成績からは1400Mがベストである事は認めつつ、他馬が馬場に苦戦するようであれば好走の可能性を秘めた1頭として期待しています。

という事で予想は

◎ ⑤
〇 ⑧
▲ ⑦
△ ①、⑫、⑬、⑭

このような予想となりました。

先週のダービーの勝ち馬はこれまで好走すら無かったローテから、オークスでは条件戦からの好走、ヴィクトリアマイルでは古馬マイル完全制覇とこれまでの傾向を覆してきている東京ラウンドなので、このレースではどんな傾向が覆されるのか興味を持ちつつ春のマイラー決定戦を見届けます。
勿論馬券も的中出来るよう考えた予想でもあります。

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