先週は例年大波乱の傾向でしたが、結果は割と人気馬が人気通りに走るという結果に終わり、波乱の無い函館記念となりました。個人的に的中とはならなかったものの、人気馬の取捨と狙う馬としては悪くなかったと思いますし、展開的としても想定通りの展開だったので、キッカケは掴めたとも思っています。ただ、やはり結果が結果だっただけに残念だったので、今週に繋げていきたいとも考えています。
今週は、4年ぶりに中京開催となる中京記念を予想していきます。
土曜のレースでは、開催最終週だけに内側の痛みは見て取れますが、圧倒的に内側がダメということも無く、内の先行馬も残せて外からでも差せるようなフラットに近い印象でした。おそらく週中の天気が良かったことで、荒れた内側でもかなり堅い馬場になっていることが影響していると思います。
それでも、時計としては先週の高速馬場から一変し、時計は掛かっていました。
展開は先行馬は揃いましたが、逃げるとなるとシュリかアナゴサン、ホウオウアマゾン、ウイングレイテスト辺りになるでしょう。これまでのレースからもハイペースとはなりにくいメンバーですし、どれかが主張すれば落ち着いてスロー、流れても平均ペース位を想定しています。
道中も極端に緩むことが無いようなコースなので、前半のポジショニングと後半の持続力といった、マイル戦としての総合力が問われるレースを想定しています。
これらを踏まえて
本命は⑩ウイングレイテスト
2・3歳時から素質は評価していたものの、3勝クラスを突破するまでに安定した成績は残しつつ17戦も要しましたが、昇級後2戦目の4走前にリステッド勝ちしたことから、このメンバーなら勝負出来るとみています。
前走は休み明けに加えて16キロの馬対減、先行勢には厳しい流れのなかでも直線で先頭に立ってそれなりの競馬でしたし、叩いて良くなるタイプだけにココは陣営も狙っているはずです。
前走で減らした馬体も戻しているようですが、日曜になって高速馬場となって決め手が問われるような展開だと厳しいとは思いつつ、総合力で勝負できる想定なので崩れる可能性は低いと思っています。
対抗は⑧サブライムアンセム
いづれも牝馬限定戦とはいえ、G2勝ちと2着という戦績はこのメンバーでは抜けていて、斤量も55キロなら正直恵まれたと思っています。
陣営もこのメンバーなら勝ち負けと踏んでいるようですし、ペース対応にも幅を持っている印象なので、能力的にも他馬には引けを取っているとも思えないので、この評価としました。
それでもこの馬はかなり乗り難しいところがあるようで、道中に折り合えるかどうかがカギと思っているなかでの、継続騎乗はプラスですがこの騎手だけに過度な期待も出来ないのが本音です。
3番手は⑦アナゴサン
この馬としては馬場が渋ってくれた方が良いというのは戦績からも明らかですが、前走もハイペースを先行しつつこの馬なりには踏ん張れていて、持続力戦は向いている印象です。
血統も、父がディープインパクト系でダンチヒ持ち、母父キングカメハメハと血統傾向も今の中京の馬場にもマッチしているので、粘り込みに期待します。
ただし、本命馬と同様に高速馬場と瞬発力勝負では分が悪いので、そういった馬場や展開となれば苦しい競馬となるとは思っています。
ということで予想は
◎ ⑩
〇 ⑧
▲ ⑦
△ ①、④、⑤、⑥、⑯
このような予想となりました。
現時点での1・2番人気の両牝馬は色々と怪しいと思う所があるので、重い印は打ちませんでした。
先週こそ割と堅い決着だったので、今週こそは配当妙味を見い出しつつ、的中を目指していきたいと思います。先週の光明が結果に繋がってくれることを願うのみです。
また、今週は全国各地で梅雨明けとなり、気温も高く夏本番を思わせる暑さとなっているので、現地での競馬観戦や各場外馬券場などにお出掛けの際は、くれぐれも熱中症にはお気を付けてください。