夏のローカル開催が終わり、いよいよ秋競馬のシーズンとなりました。
ただ、秋競馬の開幕を告げる、3歳牝馬クラシックTR紫苑Sが土曜に開催されたと思いきや、日曜はサマーシリーズの最終戦となるので、1年の競馬スケジュールでは1番ややこしい週末です。それでも、サマーシリーズの的中が無い身としては、この最終戦に一矢を報いるべく1週間過ごしてきました。しかも今年は11頭立ての少頭数となっているので、ココで的中出来なければ、未来永劫サマーシリーズの的中は無いかもしれないと、危機感も持っています。
今年は、この最終戦にサマーマイル王者を目指す4頭が出走するので、しっかりと予想していきます。
金曜に台風が上陸したので、馬場への影響を懸念しました。
しかし、土曜のレースはスタートこそ重馬場でしたが、午後から稍重まで回復し、時計もレコードが出てメインの紫苑Sもハイペースとはいえ好時計だったことから、日曜に良まで回復すれば、このレースも時計の出やすい馬場となるはずです。
トラックバイアスは、9Rまでうちの先行馬が有利のようだったものの、準メインでは外からの差し馬が2着、メインでは後方から1着と展開も影響したとは思いますが、フラットな馬場という印象でした。それでも、日曜はさらに馬場が回復して、傾向が変わる可能性もあるとは思っています。
展開は、スタートを出ればハナ宣言のシャイニーロック、控えることも示唆しているグラニットのどちらかが逃げるでしょう。シャイニーロックのスタートが決まるか、決まらずグラニットが逃げるカタチになれば、平均ペース位に落ち着くとは思います。グラニットが絡んでいったり、その他の馬が主張するようであれば、ハイペースも視野にいれています。
シャイニーロックが楽にハナを切ることができて、その後ろが楽をさせると1Fくらいは息を入れる区間があるのかもしれません。それでも、道中も緩みにくいコースなので、淡々と流れてスピードの持続力が問われるレースを想定しています。
これらを踏まえて
本命は⑨ラインベック
去勢後の5走前から戦績は安定していて、唯一崩れた3走前も重馬場だったことを考えれば、馬場が悪くならなかったことはプラスですし、近2走からも好勝負は出来ると思います。
その2走も、ペースやコースが異なるなかでの好走となっていて、今回も外目ながら先行は出来るはずなので、追走力と持続力に加えて開幕馬場を活かせるレースにはなるはずです。
それでも一押しが足りないタイプではあるので、ゴール前では決め手のある馬に差される可能性も高いとは思いつつ、今の充実度と好走血統の後押しに期待しています。
対抗は②ソウルラッシュ
G2での戦績とG1でも4着という実績面では抜けているのは間違いなく、能力的にもこのメンバーであれば、あっさり勝ってしまうとは思います。
2走前のシュネルマイスターとの着差や走破時計からも、高速決着となってもクリアしてくるはずですし、今後に向けて賞金加算という目標もクリアはしてくるでしょう。
ただ、この斤量は楽では無いと思いますし、スタート後の行き脚と序盤のポジショニングも不安定なところがあるので、その部分がもろに出てしまえば取りこぼす可能性もあるので、この評価としました。
3番手は⑩ウイングレイテスト
サマーシリーズの逆転王者への権利を持っていて、連続4着と詰めの甘さを露呈している結果ながら、重賞でも十分に通用するとは思っているので、この頭数ならばチャンスもあるでしょう。
鞍上のコメントからも、これまでの反応の足りない部分をブリンカーで補うようで、効果があるのであれば重賞制覇にも手が届くはずです。
しかし、馬具は必ずしも効果あるとは考えておらず、逆効果になる可能性もあるので、期待半分不安半分なので、この位の評価となりました。
ということで予想は
◎ ⑨
〇 ②
▲ ⑩
△ ⑤、⑥、⑦、⑪
このような予想となりました。
夏競馬が始まることには意気込んでいましたが、結果は撃沈の連続で自分のふがいなさをまざまざと見せつけられた、今年も淡い思い出にすらならない夏でした。
気がつけば、秋競馬となりTRの時期となり、秋のG1シリーズの足音すら聞こえてくるような季節となったので、サマーシリーズ最終戦で今後に勢いを付けられればと考えています。