ローズS・予想

9月となり、JRAの番組スケジュールでは秋競馬、来週の日曜には秋分の日となりますが、まだまだ暑さが続き秋の涼しさが待ち遠しく思えてきます。待ち遠しいと言えば、夏競馬で一瞬の的中はありましたが、なかなか的中出来ずにいる現状なので、馬券の的中も待ち遠しくなってきました。嘆いていても的中が転がり込んでくるわけではありませんし、今週からは秋のG1シリーズへ向けての重要TRも続くので、的中を目指して予想していきます。

土曜の中京はBコース替わりとなり、内の傷んだ部分もある程度はカバーされ高速馬場でした。
トラックバイアスは、ペースが落ち着けば前が残せるレースもあったものの、差しも決まっていたので内外フェアなフラットな状態という印象でした。しかし、中京競馬場周辺の天気が土曜の夜から日曜にかけて雨の予報が出ているので、メインレースまでにどのような馬場状態になっているのかは現状では分からず、重まで悪化する可能性もあります。
当然ながら、土曜の水準の時計は出ないでしょうし、バイアスも変わってくるはずです。

展開は、コレといった逃げ馬が見当たらず、陣営のコメントからはレディーヴァリューかベテランジョッキーの馬が逃げると思われます。コース形態やTRということあり、前半はスローペースを想定しています。馬場次第のところはありますが、道中も大きな動きは無くレディーヴァリューが逃げれば、ラスト4F目からペースアップする可能性はあります。それ以外の馬だとラスト3Fの瞬発力勝負になる可能性もあるので、後半のペースは決め打ちしない方が得策と考えています。後傾戦になる可能性がかなり高いと思うので、後半の決め手だったりこれまでのレースでの後半性能などを考慮していきます。
これらを踏まえて

本命は⑮レガレイラ
前走までは同世代とはいえ牡馬を相手に3戦連続での上がり最速、これまでのキャリアを含めても全てで上がり最速であることから、後半の性能だけは抜けているはずです。
血統からもある程度は渋ってもこなせるイメージは持てますし、大外枠はむしろリカバリーしやすく、ポジショニングに融通も利くとは思っています。
ただ、これまで道悪経験が無く血統ではこなせるイメージは持てるものの、全く適性が無い可能性や大外枠で外々を回されてロスのある競馬となる可能性もあるので、崩れるとすればこれらの不安要素が露呈した場合となるでしょう。

対抗は①カニキュル
前走は少頭数ながらも序盤から位置が取れ、後半のラップも持続力のある所を見せましたし、この枠なのでジョッキーも前走のような競馬が理想と考えているはずです。
これまでのレースを観てもエンジンの掛かりが遅いタイプなので、3走前より2走前にパフォーマンスを上げてきたことからも、今回のコースは合う印象です。
ただし、前走くらい積極的な騎乗をすれば好走の可能性はあるのですが、出たなりのポジションを取る傾向のあるジョッキーなので、先週のような位置取りとなると届かない不安はあります。

3番手は④チェレスタ
3走前はオークス4着馬にアタマ差、2走前は2勝クラスを勝利した勝ち馬に高速馬場での瞬発力勝負でキレ負けだったことからも、同世代の牝馬同士ならヤレていい存在とみています。
前走は稍重の馬場ながら、ラスト6Fから淡々と脚を使う展開で勝利しているように、馬場が悪くなるようであれば、チャンスはあると思います。
しかし、小回りコースや内回りコースばかりを使われていることから、直線の長いコースが合わない可能性や左回りが初めてなので、やってみないと分からない部分はありつつ、1戦ごとにパフォーマンス挙げているようにも感じるので、成長力にも期待したくなります。

ということで予想は

◎ ⑮
〇 ①
▲ ④
△ ②、③、⑤、⑧、⑨、⑩

このような予想となりました。
現時点で馬場がどこまで雨の影響を受けるのか分からず、外差しの決め手勝負となるのか立ち回り勝負となるのかも読めないので、印は多くなりました。このレース自体、前走で1勝クラスを勝ち上がった馬が良く来る印象もあるので、各馬のチカラ関係もはっきりとはしていないことから、買い目は増えますが馬場が悪くなれば波乱の余地もあると考えています。
そろそろ的中して、勢いをつけて秋のG1シリーズへと向かえればとも考えているので、今の流れを変えてくれるような結果に期待しています。

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