菊花賞・血統傾向

*2021年と22年は、阪神開催となっているので参考までに

過去5年
阪神開催、京都開催時ともに
母系、母父に欧州型の血統を持つ馬
4勝を挙げ、2着馬は全てこれに該当し好走馬をみても大活躍しています
唯一該当していなかったのが、無敗の3冠馬となったコントレイルだったことからも、欧州型の血統を持っていることが、近年の菊花賞のトレンドとなっています
中盤5Fのペースは緩むものの、2度目の坂越えと起伏のあるトリッキーなコースで、ラスト5F~4Fのロンスパ戦となりやすいので、スタミナと持続力を母系から補完している血統馬の活躍が目立っています

好走馬15頭中12頭
父か母父がサンデーサイレンス系
ということから、長距離というカテゴリーでありながら牡馬クラシックということもあり、主流血統であるこの血統も大活躍しています
ディープインパクト産駒
3勝を挙げています
ペースの上がる地点はラスト5Fから4Fとなるものの、直線が平坦なコースなので、直線でのスピードと上がり上位の脚を使えることも必要な要素だということが、この血統の活躍からも分かります

23年の京都開催、21年の阪神開催では
ドゥラメンテ産駒勝利しています
これまでの京都開催の菊花賞では、過去10年までみてもキングカメハメハ産駒は、不良馬場だった17年の勝ち馬を除けば、3着が最高着順でした。ドゥラメンテ産駒の勝利によって、キングカメハメハ系の産駒にもチャンスが出てきたと言えます
ロベルト系の産駒も
20年~22年まで3年連続で2着となっていますが、阪神開催だったことを考慮すると、今回が試金石となるかもしれません

*ディープインパクト産駒不在のクラシックですが、近年のクラシックで好走している産駒に欧州型を持っている馬が、今後のトレンドとなる可能性はあります。

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