天皇賞・秋・予想

先週の菊花賞は、引っ張る馬が入れ代わり立ち代わりになるという特殊なレースとなり、距離が長い分観ていてもハラハラドキドキの楽しいレースとなり、結果も何とか的中出来るする事が出来ました。ただ、あのような展開は全く読めませんし、来年以降は参考にはならないレースとなりました。それでも、距離が未知数の3歳馬にとって折り合い面と後半の持続力ということは、来年以降も使えることがはっきりとしました。秋のG1シリーズもようやく的中できたので、流れが変わったことを信じて今週も的中を目指していくべく、天皇賞・秋を予想していきます。

土曜の東京は、Bコース替わりでインの傷んだ部分がカバーされ、時計も上がりも高速レベルとなっていました。メインのアルテミスSが過去10年で3位Tの勝ち時計、芝のレースでも全てスローでしたが、上がりが33秒台前半より速い上がりが5レースだったので、馬場状態は良好です。
トラックバイアスは、前半の未勝利と新馬こそ前残りが目立ちましたが、後半の条件戦では差し馬が2勝を挙げるなど、内外の差はそれほど無いように感じました。
日曜も天気はもちそうなので、内外フェアな時計勝負となるでしょう。

展開は、内からマテンロウスカイ、ノースブリッジ、ホウオウビスケッツのどれかになるでしょう。直近2年でペースメイクした、ジャックドールやパンサラッサのようなハイペースの逃げは現実的ではないので、序盤はスローで道中からペースを上げるようなカタチか序盤から淡々とした平均ペースのどちらかになってくると想定しています。どちらにしても道中ではある程度の追走力と位置取りは重要となってくるとは思います。直線では、速い上がりを使える決め手とゴール前でも止まらない持続力、後半部分での総合力も問われるレースを想定しています。
これらを踏まえて

本命は⑫リバティアイランド
これまでのレースを観ても、ある程度の位置は取りつつ折り合い面でも苦労せず、後半も速い上がりを繰り出せる能力はこのメンバーでも上位に位置しているはずです。
昨年のJCこそイクイノックスは別格として、斤量の恩恵はありつつも2着は確保していて、前走も先に抜け出した2頭に出し抜かれ多様な展開のアヤと馬場もあったと思いますし、良馬場でこの馬の後半要素が削がれなければ、崩れることは無いと思っています。
それでも、前走後に軽度とはいえ故障でドバイ以来の競馬なので、大幅に増えているであろう馬体も含めてJCくらいの状態面は不安ですが、3冠牝馬に相応しい競馬には期待しています。

対抗は⑦ドウデュース
ダービー後は2勝と物足りない戦績ながら、海外の2戦と急遽の乗り替わりとなった4・5走前は度外視、春の2戦も敗因はハッキリしていて馬柱は汚れているものの、能力は上位で間違いありません。
最近は適性距離にこだわる風潮のなか、これまで2歳時のマイルから3歳時のダービー、4歳で有馬記念と幅広く結果を残せていますし、この距離で勝利となれば主要距離でのG1勝利に加えて、7頭目の4年連続G1制覇にも期待したくなります。
しかし、春は馬っけがこの馬の能力を出し切れない要因だったと思いますし、折り合い面を考慮して後方からの競馬とはなりそうなので、本命馬とは位置取りの差も出てくるとは思っています。

3番手は⑩ダノンベルーガ
右トモにウィークポイントがあるため、左回りの1800~2000がベストレンジなのは間違いなく、前走を観ても怪物不在であれば、走れていいとはみています。
一昨年のこのレースではイクイノックスに次ぐ上がりが使えていて、去年も超ハイペースでこの馬に先着した2・3着馬は後方からだったことを考えても、通用していいはずです。
それでも、使える脚が一瞬しか使えないのでゴール前は甘くなるので、テン乗りのジョッキーがどのように乗ってくるのか興味はありつつも、ここまでの評価としました。

その他では
⑭レーベンスティール
この2週を観てもこの鞍上というだけでノーマークには出来ませんが、これまでの相手関係や初の国内G1という部分からも、走ってきても崩れても不思議ではない見立てです。

ということで予想は

◎ ⑫
〇 ⑦
▲ ⑩
☆ ⑭
△ ①、⑥、⑨、⑪

このような予想となりました。

おそらく雨が降る天気にはならないとは思いますが、雨が降るようであれば印を変えて買うとは思うので、その際はご了承ください。
先週の的中はたまたまなので、今週も的中すれば良い流れと勢いは今後へ向けてつくれると考えています。今後のG1シリーズへの流れを考えても、今週の結果は重要だと考えているので、先ずは良い結果となることに期待しています。

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