阪神大賞典・予想

只今ドロ沼にはまっていて抜け出せる余地すら見いだせない中、先週は勝ち馬が内から抜けた瞬間は、ようやく的中と思ったのもつかの間、3着に2年ぶりのレースの馬が残り、さらにドロ沼にはまっていることを実感しています。しかし、ここ2年は夏競馬で全敗を経験していることが、活きているようでメンタル的にはへこたれていません。
来週からは、春のG1シリーズも始まりますが、まだ今週があると思えていますし、今週に的中さえできれば流れは変わると信じて、今週は阪神大賞典を予想していきます。

土曜の阪神は、メインの若葉Sが過去10年で、3番目に速い勝ち時計だったことからも、時計は出ていました。
トラックバイアスは、内回りのコースでも差し馬が来ていましたが、インを立ち回っていた馬ばかりだったことからも、内有利の傾向でした。
距離も長いレースとなるので、道中は外を回り続けての距離ロスはあるでしょう。

展開として、逃げるのは内枠を引いたジャンカズマかディアスティマにはなると思います。
序盤からペースが上がることはイメージしにくく、このレースの過去の傾向に近い、道中も緩んで後半のラスト6F~5Fのロンスパ持続力勝負を想定しています。
ゴール前の坂を2度超えるタフなコースなのでスタミナは勿論、ラスト6F~5Fを11秒台中盤から後半を長く使えるようなタイプを狙っていきます。
これらを踏まえて

本命は⑩サヴォーナ
菊花賞では向こう正面の坂の上りの前からポジションを押し上げ、3~4コーナーにかけては外を回しつつ5着はスタミナが十分にあることを見せてくれました。
前走こそ、勝ち馬に決め手に甘んじましたが、3走前の勝ち馬には逆転しましたし、去年のように後半に速いラップを求められても、その3走前で経験していることから、崩れることは無いとみています。
この枠なので、インを確保することは難しいという不安と、この世代が低レベルだというものの、このカテゴリーでは古馬も手薄なので、勝ちきることは難しいとは思いますが、3着までには来ると信じての本命です。

対抗は⑥テーオーロイヤル
22年の春天以降は、長期休養などもあって低迷していましたが、2走前から復調していてこのカテゴリーであれば、同コースでのG1で3着の実績もあるので、崩れる可能性は低いはずです。
近走では差す競馬も出来るようになり、脚質に幅をもったことや内目の好枠を引けたことも、今のバイアスを考えると、勝ち負け出来るだけの能力と実績があることは間違いありません。
ほぼ本命馬とは同等の評価ではありますが、鞍上の経験と実績面では本命馬に劣るということは否めないので、この評価としました。

3番手は⑨ワープスピード
前走こそスタート後に隣の馬にぶつけられてポジションを悪くしたものの、得意では無い決め手勝負でも崩れなかった点と勝ち馬と同様の脚を使えたことは、チカラを付けていると思っています。
今回は前走のような決め手勝負にはならないはずなので、この馬の持ち味が活きてくる可能性もあり、3着までには食い込んでくる楽しみも持っています。
長距離では格段に成績が落ちる鞍上、2走前でのゴール前の脚色からも、好走するにはかなり噛み合う必要があり、まだチカラ不足だという可能性も低くは無いとは思っています

その他では
②ブローザホーン
ここにきて本格化していることは前走からも承知しているものの、前走が明らかなメイチで今回が転厩初戦ということを考慮して、この評価としました。

ということで予想は

◎ ⑩
〇 ⑥
▲ ⑨
☆ ②
△ ①、⑫、⑬

このような予想となりました。
いよいよ今年のG1シリーズも目前に迫りましたし、今週で流れを変えられればとは思っています。
ドロ沼の真っ暗闇で光明を見いさせずにはいますが、G1シリーズ前の悪あがきになれば良いくらいの考えで、G1シリーズが始まっても巻き返せる余地は十分にあるので、現状を受け入れてこのレースでは的中を願っています。

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