いよいよ、2023年の中央競馬が開幕となります。
去年の有馬記念から年明けまでの間隔と、年明けから金杯までの間隔にゆとりもあったので、普段は年に片手で数えるほどしか飲まない酒を、30日から1日まで堪能していました。さすがに普段は口にしないので、割と早く酔いが回り飲んでは寝て、寝ては飲んでの繰り返しでした。せっかくの正月ですし、スケジュールにも余裕があったので、たまには正月気分を堪能するのも良く、しっかり英気を養って今年1年の長い長い戦いに備えていました。
2日の日には、毎年恒例の初詣と必勝祈願を兼ねて、県内では有名な勝負の神様のいる神社に足を運んで、祈願してきました。今年は天気も良く、移動制限も無かったので、近年では人が多いようには感じましたが、無事に祈願も終えてきました。
正月気分を堪能したので、気持ちも切り替えて、今年こそは目標達成すべく頑張っていきたいと思うと同時に、このブログの予想が一人でも多くの方の参考になればとも考えています。
そして、今年も始動戦は金杯からなので、良いスタートが切れるようしっかりと予想していきます。変則開催という難しいスケジュールではありますが、今年こそは『金杯で乾杯』を目指す所存です。
中山競馬場は、今週からCコース替わりとなり、内側の痛みもかなりカバーされていて、有馬記念の週は、レースを追うごとに外差し馬場へとシフトしていて、ホープフルの週は比較的フラットな状態だったと思います。このCコース替わりによって、前残りとなりインを上手く立ち回る方が優位だと考えています。
展開は、どうしても逃げないといけないという馬は不在なので、どの馬が逃げるのかも読みにくいですが、候補としてはフェーングロッテンかコスモカレンドゥラ、エヴァーガーデン辺りになってくると思います。先行馬もそれほど多くないメンバー構成なので、序盤からペースが上がることは無くスローペース。向こう正面の下りからペースが徐々に上がりつつ、5Fのロンスパ戦と想定しています。
去年のように、ラスト5F目で急激な加速というよりも、例年のように分散しつつラスト3~2F目が最速というようなレースになってくるでしょう。
Cコース替わりという事もあるので、道中の立ち回りと後半の持続力、ゴール前の坂を考慮してのパワーとスタミナが問われるレースになってくるでしょう。
また、今年から斤量制度も変わるので、この制度変更によってレースにどこまで影響を及ぼすのか、という点も悩みどころではあります。
これらを踏まえて
本命は③ラーグルフ
これまでは果敢に春のクラシックやトライアルに挑戦しつつも、相手強化となれば負けて相手が楽な条件戦では勝つの繰り返しでしたが、前走の勝ち方からもチカラは付けたように感じています。
2歳時にG1で好走したことで、陣営も色気を持ったのは仕方ないものの、モーリス産駒ですしココで成長曲線も上昇するとすれば、重賞でも勝ち負け出来るはずです。
機動力浜を見張るモノがありますし、どちらか言うと持続力で勝負するタイプなので、血統面からも嵌りそうですが、出脚がそれほどでも無いので、ジョッキーがポジショニング面で意識を持てなければ、掲示板止まりの可能性もあるでしょう。
対抗は⑤フェーングロッテン
前走の大崩れは距離が全てですし、2走前には古馬相手に斤量面で恩恵があったとはいえ3着と、古馬相手の重賞でも十分に通用する能力は見せてくれています。
枠とメンバー構成からも、自分のカタチには持ち込めるはずなので、トラックバイアスも味方に粘りこめるシーンもあっていいはずです。
それでも、これまでのレースでロンスパ戦での経験があまりなく、持続力面でどこまでヤレルのか未知数な部分もあるので、対抗までの評価としました。
3番手は②クリノプレミアム
6走前には同舞台の重賞で1着、5走前には小回りのローカル重賞で2着といずれも牝馬限定戦ながら、コーナーでの加速力を活かしたレースでの実績を持っています。
過去10年で牝馬の好走そのものが無いレースではありますが、3走前にも、牡馬相手にマイル戦ながら好走していますし、舞台適正の高さを活かせれば楽しみな存在と思っています。
しかし、上に挙げた好走が大外を回してもモノなので、インで我慢しながらの競馬や1F伸びる距離、スタートに不安のあるジョッキーと不安材料も多いので、ここまでの評価としました。
ということで予想は
◎ ③
〇 ⑤
▲ ②
△ ①、⑧、⑩、⑮、⑰
このような予想となりました。
新年最初の開幕戦なので、乾杯となれば万々歳で喜びたいと思いつつも、斤量面など簡単なレースとはいかないと思うので、何とか今年1年の手応えを掴めるレースになればとも考えています。
2023年の競馬シーズンが始まることを思うと楽しみでしょうがない反面、最初から肩にチカラを入れ過ぎても1年持たないことも経験しているので、逸る気持ちを抑えつつ金杯を迎えたいと思っています。