札幌記念・予想

毎日うだるような暑さが続いていて気が付くとお盆が終わり、夏の高校野球も早くも準決勝と決勝を残すのみとなりました。今年からベンチ入りの人数が20人までとなって、甲子園の土を踏めるメンバーが、予選から減ることなくなったことやクーリングタイムの導入は、高野連の配慮に拍手を送りたいと思います。ただ、ピッチャーの負担軽減を謳うのであれば、DHの導入やピッチャーが塁に出た際の臨時代走があっても良いとも思っています。
今年は、コロナでの声出し応援の自粛も解禁され、アルプスが一体となって試合を盛り上げ、選手を盛り立てている光景を目にすると、やっぱり高校野球は選手たちだけで無く、スタンドも一体になって造りあげるものだとしみじみと感じました。これこそが甲子園ですね。

話を本題に戻し、今週は夏のスーパーG2札幌記念予想とします。
今年もG1馬が3頭参戦し、ハイレベルなレースが期待できます。

土曜の札幌は、時計はまずまず出ていた印象です。
Cコース替わりとあって、内側は傷んだところが無く前残りのレースが目立っていました。
ただし、天気が予報では微妙な天気予報なので、雨が降って馬場に影響するようなことがあれば、時計が掛かる馬場となることもあるので、天気と馬場もチェックする必要があります。

展開は、逃げ馬がジャックドール、アフリカンゴールド、ユニコーンライオンと3頭の何れかになるとは思いますが、ジャックドールがスタートを決めて枠を利すれば、武ジョッキーなので競る馬は無く、大阪杯のような平均ペースとなるでしょう。大外のユニコーンライオンが主張すれば、ハイペースとなることも考えられます。どちらになっても、道中は緩むことは無いでしょうし、後半も締まった流れのままスタミナと持続力、この距離での能力が問われるレースを想定しています。
これらを踏まえて

本命は⑤ジャックドール
去年もパンサラッサが逃げて、ハイペースのスタミナと後半の時計が掛かるレースで勝利、2走前も平均ペースながら、後半はラップを分散させてのG1勝利とこの条件では、まず崩れないと思います。
去年も控えての競馬で問題ありませんでしたし、行きたい馬がいれば行かせてペースはコントロールでき、枠も内目の枠なので、この馬の能力は出し切れるはずです。
稍重が新馬戦の2着のみなので、洋芝での道悪となってスタミナ色の濃いレースとなった場合に、どこまでこなせて踏ん張れるかとはなりますが、血統的にもこなせると考えています。

対抗は②ウインマリリン
オークス2着、その後も古馬になって牡馬相手のG2を2勝しながら、爪の不安もあって戦績が安定せずにいましたが、去年のこのレースで3着と適性を発揮しました。
その後のG1で、道悪馬場で前には厳しい展開にも関わらず2着同着、海外遠征で悲願のG1制覇と、牡馬相手でも全く引けを取らない能力を証明してくれました。
前走こそこの馬の適正外のレースで度外視していいと思いますし、このレースとの関連のある香港を勝っていることも頼もしいのですが、海外遠征を2度続けての休み明けという状態面に不安はあります。

3番手は⑬プログノーシス
これまでのレースを見ても、常に安定して上がり最速もしくは2位を繰り出せる決め手から、差して上位争いできるとすれば、この馬となるでしょう。
今年になって本格化した印象があり、初の海外遠征となった前走でも日本馬再先着の2着と、コーナー4つの洋芝でもこなせることを見せてくれました。
それでも、ポジションが取れない点や流れたレースでも、これまで同様の決め手を使えるかは未知数と言った部分は割り引き材料となるので、この評価としました。

ということで予想は

◎ ⑤
〇 ②
▲ ⑬
△ ①、④、⑧、⑫

このような予想となりました。
放牧明けでサマーシリーズ再開ということで意気込んだ先週が、タテ目となかなか夏競馬の壁に跳ね返されていますが、サマーシリーズも終盤に差し掛かるので、そろそろヒットでも良いので的中して汚名返上といきたいところではあります。
今年も豪華なメンバーでのレースとなったので、この後のG1シリーズを占う意味でも、楽しみなレースとなることも期待しています。

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