先週の金杯は、本命馬がゴール直前までは踏ん張りましたが差されて4着だったので、2025年は好発進とはなりませんでした。印を打っていた馬での決着だったことからも、今年も詰めの甘さは課題となりそうですが、個人的にはそこまで悲観する内容では無く、今後に向けては前を向ける結果だったと思っています。平場でも今年の初当たりも出来たので、このブログでの勝負レースに位置づけている重賞も早いうちに的中できればとも思っています。
先週が日・月開催で、今週は3日開催と年始から慌ただしいスケジュールでの競馬が続きますが、今週はシンザン記念で重賞初的中を目指します。
今年は番組変更の関係で中京開催となりますが、21年〜23年もこの条件だったので、その3年を参考にしつつ予想していきます。
日曜の中京は、先週の月曜が雨が降るなかでのレースだったこともあり、JRAの公式での馬場情報を見てもかなりタフな馬場となっています。時計もそれなりには掛かっている印象です。
トラックバイアスは、内は芝が剝がれていて砂埃が巻き上がっているものの、馬場そのものがタフなので外からの差しが決まるというより、前残りの傾向となっているように感じます。月曜もバイアスは大きく変わらないとは思っていますが、直線ではインを空けるシーンもあったことから、各ジョッキーの直線での進路取りもポイントにはなってくるでしょう。
展開は前走で先行した馬が多く、どの馬が逃げるのか分かりづらいものの、オンザムーブやラージギャラリー、アーリントンロウあたりが候補にはなってくるでしょう。序盤からそこそこ流れつつ、向こう正面の途中から下りとなることからも、道中もそれほど緩まず平均ペースで、後半は上がりが掛かるレースを想定しています。序盤から縦と横のポジショニングや道中の追走力、後半もパワーとスタミナを要すような総合力が問われるレースとなるでしょう。
これらを踏まえて
本命は④リラエンブレム
新馬戦からの臨戦ながら、その前走の勝ち時計は優秀ですし、内容も4コーナーまで余力十分で、ラスト3F目〜2F目は持続ラップでラストは加速ラップと、不安のあるサウジRC組対その他という図式からも、ポテンシャルと素材面からも楽しみではあります。
ノーザンファームが、1戦1勝馬をあえて重賞に使ってくるということから期待も窺えますし、こう勝負できるとみています。
それでも、陣営はジョッキーからは体質の弱さが挙げられているので、中間の調整や完成度という部分、外から被されてどうかという不安はあります。
対抗は①マイネルチケット
今回と同舞台の2戦目で勝ち上がり、その後は2戦連続で重賞を好走しているように、勝ち味には遅いが安定感のある戦績からも、このメンバーなら大崩れはしないはずです。
先行力がありながら直線でも渋とく脚を使えることから、絶好枠を引けましたしパワーもありそうなので、今の馬場も苦にすることも無いとは思います。
ただ、マイルだと若干長いような気がしていて、おそらくベストは1400Mだとみているので、スタミナも問われる条件という部分の不安はあります。
3番手は⑧アルテヴェローチェ
前走は1番人気に支持されながらも、序盤から引っ掛かり抑えている間に他馬に前に入られた挙句、スローペースでチグハグな競馬となりました。
それでも、2走前は開幕馬場とはいえ雨が降る稍重の馬場で完勝でしたし、タフな馬場という条件や序盤から流れるようであれば、展開面でもプラスにはなるはずです。
しかし、キッチリと仕上げた前走からの間隔や、トップジョッキーとはいえ乗り替わりということを考えれば、実績は上位ですが不安は大きいのでこの評価としました。
ということで予想は
◎ ④
〇 ①
▲ ⑧
△ ②、⑤、⑥、⑩、⑪
このような予想となりました。
去年の年末からインフルエンザが流行しているようで、今年に入ってからも統計を取り始めてから最多の感染者数と、かなり猛威を振るっているようです。我が戦友もどうやら年明け早々にインフルエンザになったと言っていたので、かなり心配ではあります。
週中には寒波が来て雪の影響もあり、これから更に寒くなることを考えると、体調管理も非常に大事になってきます。週末の競馬を楽しむためにも、体調管理にはくれぐれも気を付けてください。