先週の天皇賞・秋は、待望の秋のG1シリーズ初的中となりました。逃げたメイショウタバルがあんなペースで逃げるとは思わず、想定からは真逆の展開となりましたが、それでも3着のジャスティンパレスが、序盤からあの位置を取れるとは思わず嬉しい誤算もありました。今週はG1シリーズの中休みとはなるものの、ようやく初的中したこともあるので、良い流れを維持していけるようアルゼンチン共和国杯を予想していきます。
土曜の東京はメインの2歳重賞が、過去10年と比較しても3位タイの勝ち時計でしたし、上がりも速かったことから引き続き高速馬場でした。しかし、日曜は朝からメインレースの頃くらいまでは雨の予報が出ているので、雨量次第では若干時計の掛かる良馬場か稍重となるかもしれません。
トラックバイアスは、前もそれなりには残してはいるものの、先週よりも差し・追い込みも構想が目立つ馬場にはなっていたことから、フラット寄りながら差しも届く馬場という印象でした。
雨の影響がどこまであるのか現時点でははっきりとしないので、やや時計が掛かる馬場にはなるとは思いますが、バイアスに関しては内が使えるのかダメなのかは分からないので、フラットに考えています。
展開は、おそらくミステリーウェイが逃げるでしょう。そこまで競りかけそうな馬もいないとは思うので、この馬のペースで序盤はスローか後続を引き離す形での平均くらいの逃げになると考えています。逃げ馬のペース次第とはなりますが、番手くらいの位置だとスローが濃厚にはなるはずなので、道中は淡々と流れて後半はラスト5~4Fのロンスパ戦をイメージしています。
最後の直線で上がりの掛かるロンスパ戦になるのか、ある程度の速い上がりが求められるのか、馬場次第にはなるとは思っているので、現時点ではスタミナと持続力に比重を置いています。
これらを踏まえて
本命は⑪ホーエリート
3勝クラスを勝ち上がった直後の4走前に接戦を演じたように、今年に入って力を付けていて、2走前のように長く脚を使ってこそのタイプということで、この舞台への適正は証明しています。
前走こそ3コーナーから後続の動き出しで、窮屈な競馬となり展開のアヤということもあって度外視できますし、父がトニービン内包のキンカメ系で母父ステイゴールドということで血統からも走る要素は持ち合わせています。
それでも、速いギアを持っていないので、直線で速い上がりが問われるレースとなると部の悪さが不安としてありますが、崩れる可能性は低いとみています。
対抗は⑥ディマイザキッド
前走と2走前には連続4着と重賞でも通用する目途は立ちましたし、前走の内容からもこのメンバーであれば、勝ち負け出来るレベルにはあるとみています。
近走は2000M前後を中心に使われているので、この距離は初めてとなりますが、5走前が強い勝ち方だったことからも、スタミナが問われても通用するとは思います。
しかし、これまで中心に使われてきた距離よりも長くなるので、スタミナ的な心配が全く無いとも言えないので、この評価としました。
3番手は⑯ニシノレヴナント
2勝クラスと3勝クラスと今回と同距離で勝ち、その後も長い距離を使われていることもあるので、スタミナの不安は全くありません。
むしろ、前走での距離であの上がりを使えた事は収穫でしたし、土曜のバイアスと同様の馬場になるのであれば、好勝負出来る可能性も十分にあるでしょう。
ただし、前走よりも相手関係が楽にはならないことや前走での勝ち方からも、今回の距離であの上がりが使えるかという不安はあります。
その他では
⑦シュトルーヴェ
この距離の重傷を連勝した後は、G1や極端に長い距離、特殊な馬場だった前走など馬柱は汚れていますが、今回は59キロの斤量がポイントにはなるものの、今回の相手なら通用するだけの能力はあるので、この評価とします。
これらを踏まえて
◎ ⑪
○ ⑥
▲ ⑯
☆ ⑦
△ ⑤、⑧、⑩、⑭、⑱
このような予想となりました
今週はハンデ重賞となるものの、先週の的中の流れを来週以降に繋げるためにも重要な重賞という位置付けでもあるので、簡単ではありませんが2週連続的中と最良の結果を持って、来週からのG1シリーズへ向かうことが出来ればと考えてはいます。

コメント