今月初め、菅総理の突然の退陣表明によって自民党の総裁選の話題が熱を帯びてきています。
前総理が急遽の辞任だったので各派閥に担がれる形で総理大臣になったものの、世論に耳を傾けない姿勢や説明不足というより説明下手な記者会見、ココまで後手後手になってしまったコロナ対応、選挙での惨敗ぶりを見せつけられると最後の最後に懸命な判断をされたと思います。
もちろん総理一人の責任で片付けられることでは無く、与党としての在り方などにも問題だらけだったことは否めませんし、野党が弱すぎる事にも問題はありますが、やはり日本国内の現状を見ると現政権には国難を任せることは出来ません。
個人的に政治や経済に関して日頃からニュースには目を通すようにしていて、関心があるのでこの後の総裁選と衆院選の動向には注目しながらも、普段は政治なんかに興味のない方でも、この数週間はこれからの日本の政治を左右する衆院選について考えて、一人でも多くの方が投票に足を運んでいただければと考えています。
たかが一票ですが、一票の積み重ねが政治家への国民のメッセージとなるので、それぞれが持つ投票権を放棄する事だけはして欲しくありません。
今週はいきなり堅苦しい話題となりましたが、3日間開催となるのでしっかりと競馬を楽しみ、的中へと繋がるようローズSを予想して参ります。
土曜の中京競馬場は、流石に台風の影響を受けて芝・ダート共に不良でのスタートとなりましたが、午後から芝のレースは重まで回復しながら時計はそれほど掛かっている印象はありませんでした。
それでも直線では内側をやや空けて走っていましたし外差し馬場のバイアスでしたが、明日は午前中は晴れでも午後からの天気が不安定なので、レースまでは確認しておいた方が良いでしょう。
雨が降らなければ良馬場まで回復する可能性はありますが、それでも多少は影響は残るかもしれませんしレース前の雨もアタマには入れておきます。
展開は、前走で先行して勝ち上がってきているメンバーも目立ちココでも先行していくのかどうかが取捨になるとは思いつつ、エイシンヒテンの逃げという可能性が高いものの、アンドヴァラナウト辺りも2走前には掛かるような仕草があったので、抑えきれずにというパターンもあるでしょう。
想定では、前半スローとなってから昨年のように仕掛け位置は遅めのラスト3F戦と考えていますが、この2頭の出方次第では平均ペースくらいまで想定しています。
前半が平均くらいまで流れたとしても、直線の長いコースであくまでも前哨戦なので、ロンスパ戦よりも上り3Fの決め手を問われるレースを想定しています。
本命は⑭アールドヴィーヴル
デビュー2戦目で後のオークス2着馬と差のない競馬が出来ていますし、その後のG12戦も掲示板確保と能力上位なのは間違いないはずです。
それも新馬戦以降の3戦で馬体を減らしながらだったことを陣営は、この馬の体系とコメントしていましたが、細いのは明らかで夏場の休養から今回は馬体増で出てくるようなので、さらなる成長も見込んでいます。
土曜の中距離2戦で勝ったキングカメハメハ産駒に母父ディープインパクトということで、スピード勝負でも問題なく、タフなレースとなっても母系を見る限りは対応してくれるはずで、何より賞金的にも本番への出走を考えると結果を求められる状況ということも考慮しました。
対抗は⑯タガノディアーナ
これまで9戦と使われてきていますが、その内6戦で上り最速と決め手ではこのメンバーの中であれば通用すると見ていて、前走の勝ち馬がランドオブリバティで半馬身差という結果からも、ココでは勝負できるはずです。
血統的にも本命馬と同じような血統背景ですし、4走前と3走前の人気からすれば今回は舐められた人気で、2頭出しは人気薄を狙えなんて格言もあるので、ココは狙い目と思っています。
気性難の父の産駒ということとタフなレースとなった場合の不安はありますが、和田ジョッキーも6戦目の騎乗と脚の使いどころは分かっているはずなので、このメンバーレベルであれば通用すると評価しています。
3番手は⑨タガノパッション
この馬も2走続けて上り最速となっていますし、前走のトラックバイアスを考えればチカラとしては半信半疑ながら、3月デビューから4戦目での結果だったことを考えるとチャンスは十分にあるでしょう。
前走もローテと輸送を考えれば、かなりきつい条件だったはずなのは明らかですが、叩き良化型の可能性とどうしてもポジショニング面で後方からになることから3番手としました。
前2走の走りから、この休養で成長していればアッサリと勝つことも考えながらも、スピード勝負となった場合の不安もあるのでここまでの評価としました。
という事で予想は
◎ ⑭
〇 ⑯
▲ ⑨
△ ①、⑤、⑦、⑪、⑬
このような予想となりました。
秋競馬となった先週には、人気決着ながらも連敗脱出となったので、このレースでは連勝を目指すと同時に、波乱も多いレースなので高配当にも期待しつつ楽しみたいと思っています。
勿論、楽しむ以上にこのブログをご覧いただいている方の参考となることも考えての予想です。