阪神JF・予想

今週は国内にて2歳牝馬G1、香港では香港国際競争が開催されるということで、文字通り競馬を存分に楽しめる1日となります。
特に香港では日本馬が12頭参戦し、それぞれのカテゴリーで勝負できるような布陣となっているので、世界に日本競馬の底力を見せつけてくれる結果となることを期待します。また、近年では珍しいことでは無くなったとはいえ、ラストランとなるG1馬もいますので無事に帰国し次のステージでの活躍も願っています。
ここまで香港国際競争の話をしておいてなのですが、ココでは国内の方の阪神JFを予想致します。

土曜のレースを見ていると、さすがにロングラン開催の終盤なのでBコース替わり2週目ながらも、馬場の内側はかなり痛んでいることが見て取れますが、2歳の1勝クラスでレコードが出るなど、見た目ほど時計が掛かるような馬場では無いという印象です。
さすがに内回りコースと外回りコースでは、直線での通す場所の差はハッキリとしている感じなので、外回りコースとなる阪神JFでは外差し有利のトラックバイアスというようには見ています。

展開としては先行馬も揃いましたし、内からナムラリコリス、トーホウラビアン、ラブリイユアアイズ、パーソナルハイ辺りが主張していくとは考えています。例年スローペースからハイペースまで出走メンバーによってペースは様々ですが、今年も短距離戦で先行力を活かしたレースをしてきたメンバーが揃ったので、平均から少し流れるペースを想定しています。
それでも距離不安のある先行馬とコース形態からも、中盤で一息入ることも十分に考えられますし、仕掛け位置としてはラスト3F目から再加速という近年の傾向通りで見ています。
これらを踏まえて

本命は⑬ウォーターナビレラ
これまでの3走が距離、競馬場と異なる条件でありながら、先行抜け出しという勝ちパターンを持っていて速い上がりも使えているように、現段階での完成度と近2走のゴール前の坂を経験している点を素直に評価しました。
枠の並びからも変に揉まれるような事も無さそうですし、ゴチャ付く恐れも無くスムーズな競馬ができるはずで、父が近年のトレンドである新種牡馬、母父も今年最多の重賞勝利をしているという血統背景も後押しとなるはずです。
さすがに今回はこれまでのメンバーよりも強烈な決め手を持つメンバーがいることから、最後は差される可能性はあり、3勝馬の成績も芳しくないながらも、史上初となるジョッキーと調教師の兄弟制覇もこの馬の安定感であれば期待したくなります。

対抗は⑰ナミュール
やはり前走のパフォーマンスが圧巻で、走破タイムと上がりタイムは歴代の名牝に肩を並べるくらいの魅力がありますし、更に鞍上が強化されるということで現段階での人気も納得してしまいます。
それでも、これまでスローでのレースしか経験が無く、G1のペースになってもあの終いの脚が使えるのか、という部分では若干不安ではあります。
前走で序盤よりも流れる流れであのパフォーマンスなので、今の外差し馬場も恩恵に一気に差し切る可能性はありますが、母系からの期待以上にこのレースでは好走歴のない産駒なのでこの評価としました。

3番手は⑩サークルオブライフ
近年の牝馬の活躍を支える厩舎力と、前走は2着馬が勝ってもおかしくないレースを差し切ったあのキレ味は十分に通用すると見ています。
2走前も最後方から大捲りと持続力も非凡であり、本命馬同様でコース形態の異なる競馬場でのパフォーマンスから、ゴール前はジョッキーの兄弟対決の方にも注目したいのですが、時折出遅れが目立つ鞍上は不安となります。
近2走で追走面での不安はあまり無いので、ゲートさえまともであればこの馬も世代の頂点に立っても不思議ではありません。

ということで予想は

◎ ⑬
〇 ⑰
▲ ⑩
△ ①、⑧、⑪、⑯、⑱

このような予想となりました。
個人的な馬券も、今年も残すところ僅かというところで上昇気流に乗ってきたので、このまま年内のG1は全て的中を目指して予想しました。
勿論、これまでの競馬経験からもそんなにうまくいくとは限りませんし、そんなに甘いモノであることも重々承知していますが、間違いなく良い流れは来ているのでこの流れに乗っていきたいと思います。
また年末年始は何かと出費もかさむので、このブログをご覧いただいている方のチカラになればとも思っています。

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