中山金杯・予想

~金杯で乾杯~
~1年の計は金杯にあり~
競馬をやっていれば毎年のように見聞きする格言のようなものですが、やはり新年最初の重賞は是が非でも的中させて、今年1年を占う意味でも絶好のスタートを切りたいという思いは、誰しもが持っていることと思います。
自身としては、近年の傾向としてスロースターター気味なところがあるので、目標設定した以上はやはり良いスタートを切りたいという思いは持ちつつも、1年という長いスパンで考えると、あくまでも年間の重賞の一つであって自分自身のスタイルを貫き通すことに拘りたいと考えています。
それでも良いスタートを切るに越したことも無いので、しっかりと的中を目指して予想して参ります。

今年最初の開催となり、中山競馬場は今週からCコース替わりとなります。JRAの公式ホームページでの発表でも馬場の傷んだ部分はカバーされているようですし、年末年始は天気にも恵まれ、昨年のホープフルSの決着時計がG1昇格以降の5年で最速だったことからも、時計の出方としては例年以上だとは思っています。
トラックバイアスも昨年の最終日を参考にすれば、イン先行タイプが頑張っていたことからも、Cコース替わりということを考えれば、後方からは厳しい競馬となるでしょう。

展開としては、比較的先行力のあるメンバーが揃った中でも、ロザムールとシャムロックヒルの逃げ馬2頭の出かた次第でペースが変わってくるはずです。どちらもハナに拘るタイプですが、前走を踏まえて共倒れは避けたいのは明らかですし、陣営のコメントからでは、ロザムールが控える可能性があるとは思います。
1、2コーナーでペースは落ち着きやすいコースではありますが、ココも主導権争い次第とは考えていて、平均くらいの流れを想定しつつ若干ハイペース寄りの流れも頭には入れつつ、向こう正面からラスト4、5Fのロンスパ戦を想定しています。
これらを踏まえて

本命は⑦トーセンスーリヤ
前走はさすがに敷居の高いレースとはなりましたが、3走前にはハイペースを先行して押し切り、初重賞制覇時は先行してロンスパ戦を勝ったように、速い上がりが問われない持続力勝負であれば、十分勝負出来るはずです。
トップハンデを課された斤量も2走前に経験していて、先行有利の馬場と立ち回りも活かせる枠、父が好走血統であるサドラーズウェルズ系という血統背景からも、適正としてはベストだと思っています。
それでも、中央4場の重賞成績では実績のないジョッキー、同斤の2走前のように行き脚が付かない不安はありながらも、去年大ブレイクを果たした弟に負けじと奮起を期待しています。

対抗は⑯ウインイクシード
こちらは去年大外枠で好走した実績と、2年連続好走の舞台実績を評価しました。
3年連続で同一レースを好走することに関しては、どちらかというと否定的な考えを持ってはいるものの、このメンバーと近走も年齢を感じさせない走りは出来ていると見ているので、今年もチャンスはあると思います。
今年は先行力のあるメンバーが揃いましたし、大外枠には厳しいコースということもあるので評価はしつつも、過去2年に比べると楽なレースでは無いことも確かではあります。

3番手は⑥ヴィクティファルス
唯一の明け4歳世代となりますしこれまでのレースを見る限り、小回りコースが極端に向いていないとも思ってはいません。
この枠なので、スタートを決めて流れに乗ることができつつペースも流れるようであれば、最後に一脚は確実に使えるので、条件が噛み合えば勝負出来るだけのチカラはあるはずです。
しかし、持続性能が優れている方ではないとも思いますし、スタートで後手を踏めば包まれる可能性も高く、馬場を考えても掲示板がせいぜいの可能性もあるので、あくまでも条件付きではありますが能力そのものは通用していいはずなので、ここまでの評価としました。

ということで予想は

◎ ⑦
〇 ⑯
▲ ⑥
△ ④、⑧、⑨、⑭、⑰

このような予想となりました。
ココから今年1年の長い長い勝負が始まるので、的中を目指しつつ今年も皆様の参考となる予想となることを願っています。また、12月があまりにも出来すぎだったこともあるので、新年になったということもありますし過去にとらわれず、新たな気持ちを持って新鮮な気持ちで今年も頑張っていきます。

今年1年も宜しくお願い致します。

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