阪神大賞典・予想

『球春到来』
最近は暗い話題ばかりだったのですが、今年も春の選抜甲子園大会が開幕し久しぶりに明るい話題を聞くことが出来ました。今年もまだ入場制限を規制しての開幕となったものの、3年ぶりにアルプススタンドでブラスバンドや応援団、チアガールなどの応援が出来るようになったことは非常にうれしく思います。プレーする選手たちに周りを見渡す余裕はないのかもしれませんが、それでも同じ学校の生徒達の応援は背中を押してくれますし、実力以上のチカラを発揮させてくれる大きな後押しにもなります。自身の経験談として、打席に立っている時は相手ピッチャーに集中していても、ヒットを打った後の塁上で見たスタンドで応援してくれる姿は、鮮明とはいかないまでも覚えています。
中々これまでのような日常は戻ってきませんが、だからこそ今出来る精一杯のカタチの応援は選手たちに届き、かけがえのない財産となることでしょう。

先週は全国的にも気温が上がって春の到来を実感できましたし、来週から始まるG1シリーズの前哨戦も着々と消化されていく中、今週も春の天皇賞へと繋がる阪神大賞典を予想していきます。
近年は、スピード競馬に拍車が掛かりステイヤー路線が手薄となっていることもあって、今年も出走数は落ち着きましたが、1頭を除けばメンバーレベルは均衡ながらもシッカリと的中を目指したいと思います。

土曜のレースでは、週末の雨の影響で重馬場から稍重馬場まで回復しましたが、日曜はそれほど気温も上がらないようなので、メインまでに良馬場に回復したとしても先週までのような高速馬場までの回復は無いでしょう。Aコース最終週で土曜の雨の影響により内側が傷んでいるとはいえ、内側もまだ伸びるようなトラックバイアスでした。日曜になって若干変わる可能性はあるかもしれませんが、長距離レースということもあって、外を回るロスは懸念しておきたいと考えています。

展開としては例年に比べて先行馬は揃った印象で、逃げるのはおそらくダンビュライトかキングオブドラゴンと考えています。どちらにしても、序盤はゆったりとした流れとなり道中もそれほど動きは無いと見ていて、後半のレースが動くポイントとしては、好位から中団に位置するディープボンドの動き出しだと考えています。昨年も道悪馬場を早めに仕掛けの大楽勝だったことから、後半のラスト5Fから分散した形でのロンスパ持続力勝負を想定しています。
これらを踏まえて

本命は、⑪ディープボンド
昨年はタフな馬場のなか、自ら動いていく形でのあの着差でしたし、春の天皇賞もハイペースを先行しての2着と、この路線では抜けた存在であるはずです。
前走では、あのハイレベルメンバーを相手に2着した実績からも、この程度のメンバーレベルであれば先ず勝つでしょう。
何か大きなアクシデントでもない限りは、強い勝ち方を見せてくれるはずです。

対抗は④トーセンカンビーナ
9走前には2着の実績があり、その後の春の天皇賞でも実績では通用していいはずですし、一時期のスランプからも近2走を見る限りでは、復調傾向にあるように感じています。
その近2走も、展開やコーナーを通した位置などを見ると差のない競馬はしていて、ディープボンドの動き出しに合わせた先行馬が潰されるような展開であれば、十分に好走できるだけのチカラはあると思っています。
陣営も常に危惧しているようにゲートが不安材料とはなりますが、能力では人気ほど劣っているとも思いませんし、好状態もキープできているようなので評価しています。

3番手は⑥キングオブドラゴン
前走はかなり厳しい流れを先行しながら、4コーナーで先頭に立つとそのまま押しきったようにスタミナ比べであれば楽しみな1頭と見ています。
晩成血統らしく、ココにきての近走の後半の持続力勝負で大崩れしていない点は強みですし、海外での武者修行から大きく成長した鞍上も、先行すれば上手いペース配分が出来るようにな,った事はこのレースでも活かされるはずです。
それでも前走が厳しいレースだったにも関わらず、中1週というローテで疲れが残っている可能性と、そのローテで更に距離を伸ばして更に厳しくなる展開は大きな不安材料として懸念しています。

ということで予想は

◎ ⑪
〇 ④
▲ ⑥
△ ③、⑦、⑧、⑨

このような予想となりました。
来週にはいよいよG1シリーズも始まりますし、最近の体たらくのままでは勢いよく迎えることも出来ないので、今週は勢いを付けられるようにシッカリと的中することを願っています。
また、このブログでも全く参考となる予想が出来ていないことも承知しているので、G1シリーズということで注目度も高くなりますし、そろそろ流れが来ることも期待しています。

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