函館記念・予想

先週は、参院選の投開票日だったということもあり、夜は開票速報に見入っていました。
選挙期間中にあのような事件があったので、自民党に多少の同情票が流れたとは思いますが、それにしても野党の体たらく振りには呆れ返るほかありませんでした。多くの事を語るつもりはありませんが、それぞれの政策があるにせよ、弱小野党が圧倒的な支持を持つ与党と対峙するには、これまでのやり方では有権者は振り向くはずもなく、政権に緊張感を持たせるためにも、もっとアプローチの方法を考えていく必要があるでしょう。
これで最長3年は国政選挙が無いので、与党が暴走していく不安もあります。

話を本題に戻し、今週と来週は日曜競馬の重賞が1レースずつとなるので、この後のサマーシリーズの流れを引き寄せる為にも、集中していく所存です。
今週は、サマー2000シリーズ第2戦の函館記念を予想していきます。

函館は最終週に加え、週中と週末に雨が降り土曜は終日稍重、レースを見ても時計はかなりかかっていました。この後も微妙な天気予報なので、おそらく良馬場まで回復してもタフな馬場となるでしょう。また、馬場の内側も結構荒れてきているようですが、1800M以上のレースはペースの落ち着いたレースでは前残り、平均ペースでは後方からでも届いていたように、展開次第というトラックバイアスでした。こちらも雨が降れば外差しに拍車が掛かるでしょうし、日曜も芝でのレースが多いことからあまり前残りの馬場とはならないとは考えています。

展開は、逃げるのはジェネラーレウーノとは思いますが、レッドライデンがどこまで抵抗するかで前半の流れは決まってくるはずです。馬場を考慮してもハイペースとはならず平均くらい。道中も極端に緩めることも無いでしょうし、ダラダラとした流れでの後半の消耗戦を想定しています。タフな馬場となればスタミナも問われるレースとなってくるでしょう。
これらを踏まえて

本命は⑨アラタ
1勝クラスから4走前のOPクラスを制した勢いは近走では見られず、3走前の重賞3着以降は重賞の壁に跳ね返されている印象ですが、洋芝と道悪実績を評価しました。
キングマンボ系がこのレースでは振るわない点は気掛かりとしても、土曜のレースでは欧州型の血統を持つ馬の好走が目に付きましたし、母父欧州型で持続力勝負に強いトニービンを持っていることからタフな消耗戦となれば、チャンスのある1頭と見ています。
この函館開催のメインレースではキッチリと結果を残しているジョッキーですし、追い切りでこの馬の特徴と感触を掴めたようなので、期待しています。

対抗は⑭サトノクロニクル
この馬も本命馬同様、トニービン内包のハーツクライ産駒で母が欧州型の血統、母父がロベルト系と、このレースの好走条件には合う血統のはずです。
4歳時以降は重賞での好走は無く、この年齢での過去の好走馬も1頭なので衰えはあるのでしょうが、4歳時に阪神大賞典で2着しているように、スタミナもあることから一発を期待しています。
また前走では、洋芝もこなせることは確認できましたし、2走前に道中から動かして行ったことによって、前向きに繋がっているとも思い、この評価です。

3番手は⑩ウインイクシード
近走は衰えも目立っていて掲示板がせいぜいのような感じですが、道悪適性はこなせてパワーを要するレースであれば、見直しても良いと思っています。
父がスタミナ型のサンデーサイレンス系なので、今回の条件としては悪くなく、本来が使ってよくなるタイプということからも、一度使ったことと前走で適度に負けている点では、過去の好走馬とダブる部分はあります。
さすがにこの年齢なので大きな上積みには期待できませんが、前残りの目のある1頭とは見ています。

ということで予想は

◎ ⑨
〇 ⑭
▲ ⑩
△ ②、③、⑤、⑥、⑧

このような予想となりました。
過去10年の結果を見ても、1番人気が1勝のみで2桁人気馬が8頭も馬券に絡むという、普通に能力差を考えても仕方の無いようなレースですし、今年はさらに道悪馬場となってくれば、難解度は増すので思い切った印を打ってみました。根拠が無く予想している訳ではありませんし、個人的に宝塚記念以降は平場でも結果が伴っていないので、これまでと少々違ったアプローチでの予想をしてみました。
これまでと同様の予想で的中に繋がるとも思えなかったことも理由ではあり、大波乱のありきのレースという前提なので、今後のきっかけになってくれることを期待しています。

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