北九州記念・予想

先週、甲子園の話題を持ち出したかと思えば、天候に恵まれ順延も無く22日には決勝戦となります。
今年も半端な暑さではありませんでしたし、惜しくも敗れたチームのなかには、万全の状態でプレー出来なかった悔しさはあるとは思いますが、各地の予選を勝ち抜いた選手だけが辿り着ける聖地なので、これからの高校生活と今後の人生では、堂々と胸を張って良いと思います。
また、全ての試合を見てはいませんが、準々決勝の近江と高松商業の試合は、今大会のベストゲームと断言できる程のいい試合でした。どちらも一歩も引くことなく高校生レベルとは思えない試合展開、今大会で注目を集めるピッチャーとバッターの真っ向勝負など見どころ満載でした。
残念なことに、我が母校は勝ち上がることは出来ませんでしたが、難しい調整を強いられたにも関わらず好ゲームをしてくれたことには、賛辞を送ります。
しかし、満を持して予想した先週の関屋記念は、全くノーマークの2着馬の激走により、夏競馬は大惨事となりました。このレースこそはの想いもあったので、放心状態となりましたが、競馬は待ってはくれないので、今週も気分を入れ替えて北九州記念予想へと参ります。

土曜は中休み後の2週目で、週中にも降雨があったものの相変わらずの高速馬場でしたが、今夜から明日の明け方にかけては雨予報なので、Bコース替わりとはいえ影響はあると考えています。
トラックバイアスは、先行馬が目立つ活躍ながら差し馬も届いていましたし、内ラチから5~6頭目くらいの馬場の真ん中の方が伸びている印象でした。雨の影響で内がかなり傷む可能性もあるので、馬場の確認はしておいた方が良いとは思います。

展開は、逃げ候補は内からテイエムスパーダ、シンシティ、ファストフォース辺りでしょう。出脚はシンシティが速いと見ていて、テイエムスパーダがどこまで抵抗していくのか、となってくると考えています。また、雨の影響がどこまで残るか、にもよりますが、前半が1.5秒くらいの前傾戦となるでしょう。去年ほど外を回すことは無いとは思いますが、それでも午前中のレースでインが全く伸びなくなることも想定はしています。
CBC賞ほど、内の立ち回りが活きてくることは無いはずですし、追走力と最後のゴール前でもひと踏ん張りできるようなタイプを狙っていきます。
これらを踏まえて

本命は⑯ナムラクレア
前走は、斤量の恩恵はあったにせよ鮮やかに抜け出して勝利と、スプリント適性の高さを見せてくれました。
今回は斤量が3キロ増となりますが、本来なら来週のキーンランドCが有力だったとは思いますが、この舞台では2戦2勝ということもあって、陣営もかなり自信を持っての参戦と見ています。
血統も父が国内短距離実績を持ち、母父に米国型のストームバード系なので好走血統であり、立ち回り勝負とはなりましたが桜花賞でも3着と世代上位の能力を評価しました。
枠がこの枠ですし、これまで二桁馬番の経験が無いのは気になりますが、ジョッキーの凱旋勝利にも期待しています。

対抗は③タイセイビジョン
結果として離された前走も、勝ち馬とは斤量差が縮まり、前が残る展開のなかゴール前に脚は使えていての2着でしたし、8走前も前が詰まらなければ3着内だったということから、安定はしていると思っています。
ジョッキーも今夏の小倉のこの距離では、4-3-0-2と無双とも言える成績で、ポジショニングも中団くらいは取ってくれるはずですし、ゴール前は差し込んできてくれるでしょう。
どうしても中団辺りからとなりますし、この枠なので馬群が固まった時に、直線で前が詰まる不安は拭えませんが、斤量慣れしている点もプラスとなるでしょう。

3番手は⑬ファストフォース
前走は大幅な馬体減と出走直前の落鉄と打ち替えとアクシデント続きが響いたのか、序盤からの行きっぷりも悪く度外視できる結果でした。
キャリア6度の連対は全て夏場なので夏には強く、去年の連続好走と母父サクラバクシンオーという血統から舞台適正はあるので、巻き返してくる可能性に期待しています。
これまでの戦績からも、二桁馬番ではパフォーマンスを落としているようにも感じますが、夏競馬の悪夢もこの馬を本命としてからなので、立て直してきているはずなので再度評価しました。

ということで予想は

◎ ⑯
〇 ③
▲ ⑬
△ ②、④、⑤、⑦、⑪、⑱

このような予想となりました。
荒れるハンデ重賞の代名詞的なレースなので印は多くなりましたが、何とか夏競馬の挽回と爪痕を残せるような結果を願いつつ敢えてこのレースを選択しました。
2年連続して夏競馬で全敗という悪夢だけは免れたいと思いますし、来週も含めてこの夏最後の良い思い出となることに期待しています。

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