チャンピオンズC・予想

ブラボーーー!
すでに流行語大賞は発表されましたが、もう少し遅いタイミングであれば間違いなく、この言葉だったはずです。下馬評では、優勝経験国であるスペインとドイツの2強と構図でしたが、蓋を開けてみれば日本がグループリーグを首位通過、しかも2強を相手にいずれも逆転勝ちなので、本当に日本代表を誇らしく思います。
個人的にも、今回は厳しい戦いを強いられるであろうと思っていたので、観ているこちらもビックリする結果ですし、今回ばかりは日本サッカー界の悲願であるベスト8入りをしてほしいと願っています。W杯で日本がグループリーグ突破を果たし、先週のJCも的中と今週は良いことばかりのだったものの、これまでが不甲斐なさ過ぎたので浮かれるわけにもいかず、2週連続のG1的中を目指して、ダート中距離路線の王者決定戦となるチャンピオンズCを予想していきます。

土曜のレースでは、前残りが目に付きましたし、差し馬にしても9Rこそ大外ブン回しで追い込み一気を決めましたが、基本的には内々を立ち回っていたように感じます。
日曜も雨は降る予報では無いので、先行馬もしくは内々を立ち回れる馬が優位になるとは思います。

展開は、先行馬は揃っているものの逃げ馬となると、どれが逃げてレースメイクをするのかは難しいところとなります。陣営のコメントからも、おそらく大外枠のレッドソルダードが逃げるとは考えいます。その他では、クラウンプライドかシャマル辺りにはなりますが、前半はスローペースで中盤も淡々と流れて、前後半差では平均か少し遅いくらいのペースを想定しています。
例年通り、後半はラスト5Fから持続力が問われることになり、直線の坂地点で最速となるようなレースとなってくるでしょう。
これらを踏まえて

本命は⑫テーオーケインズ
単勝2倍を切るような抜けた1番人気となるのでしょうが、去年のこのレースでのパフォーマンスが圧巻と言える走りでしたし、去年ほどのパフォーマンスを出せなくても勝てるでしょう。
近走の成績は、勝ちと凡走を繰り返しているものの、海外と状態面がイマイチだった2走前と敗因は明らかで、ココを目標と公言している以上負ける訳にはいかないはずです。
前走JBCからの連勝は無い、トランセンド以外の連覇は無いなどと言われていますが、去年よりもメンバーレベルは落ちるので、連覇に最も近い馬と評価しています。

対抗は⑨ノットゥルノ
芝路線の3歳馬はハイレベルなので、ダート路線の3歳馬が古馬に通用するレベルとは安易には考えていませんが、古馬勢を見ると3歳勢に期待したくなります。
2走前でG1馬となりましたし、その時の2・4着馬が古馬との重賞でも善戦していることから、距離に不安が無く中央向きの期待を込めて、この評価としました。
ただし、坂スタートでポジションが取れるのか、デビュー2戦目と前走では左回りの掲示板外と超えるハードルはかなり高いものの、3歳チャンピオンですし通用していいと思っています。

3番手は⑬シャマル
こちらは初距離という不安はありますが、前走のカフェファラオとの着差や近走が堅実に走れているので、上位に食い込んでくる可能性はあると見ています。
陣営も操作性や気性的に距離延長への不安は無いようですし、馬場や展開からも先行しての粘り込みに期待したくなります。
血統的には対応できるとも思っていますし、スピード負けはしない点ではアドバンテージにはなるものの、距離にどこまで対応できるかということで、この評価としました。

その他では
⑩クラウンプライド
前走の負け方を見る限り、テーオーケインズと斤量が詰まって逆転までは無理でも、今年の古馬勢が相手なら十分に好走できる能力はあると思っています。

ということで予想は

◎ ⑫
〇 ⑨
▲ ⑬
☆ ⑩
△ ①、③、⑤、⑦、⑪

このような予想となりました。
去年までのこの路線は、能力が高く実績のある有力馬が牽引してきていましたが、それらの馬が一気に抜けたことで、古馬勢は手薄になった印象があります。今年がメンバーの入れ替わりの年となる可能性も高いと考えて、不安はありながらも古馬勢との対戦のないような、未知の魅力に賭けても良いと考えての予想となりました。
テーオーケインズが絶対王者とは認めつつ、2・3着には世代交代に活路を見出した森保ジャパンに倣ったわけでは無く、今年は世代交代があっていい年とも思っています。

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