2023年の年が明けて、金杯では的中こそしたものの、その後は尻すぼみの予想が続いています。1月も終わろうとしているので、何とか良い流れをつくり来月と向かいたいと、しみじみと感じています。今月も最後の重賞となるので、とにかく的中を目指していきたいと思います。
今週は、春のG1シリーズの開幕戦となる、高松宮記念と同舞台での重賞なので、各馬の適性も含めてしっかりとチェックもしていきたいとは考えています
土曜の中京競馬場は、Bコース替わりとなりましたが、これまで天気が悪い中でも開催した影響もあり、馬場の内側の痛みまではカバー出来ていないようです。時計としては、標準くらいの印象でした。
トラックバイアスは、午前中のレースこそ外に持ち出して好走していましたが、午後からは内目の先行馬の活躍が目立っていたことから、若干内の方が有利な馬場でした。
日曜も天気が良いようなので、土曜の馬場傾向を参考にしていいとは思います。
展開は、レイハリアかテイエムスパーダが逃げる形になってくるでしょう。
テイエムスパーダは、4走前のCBC賞で軽斤量とバイアスを活かして、前半から突っ込んで入ってとんでもないレコードを出しましたが、今回は長い直線と坂もあるので、ある程度はバランスを取りながらにはなってくると思っています。おそらくペースとしては前傾ラップの平均かややハイペースを想定しています。
後半のペースアップ地点がイメージしにくいのですが、先行馬も揃いましたし、去年よりも一昨年のようにラスト3F目が最速になってくると考えています。ゴール前は、スピードの持続力を活かした差し馬も台頭はしてくるレースとなるでしょう。
これらを踏まえて
本命は①シャインガーネット
実績が示す通りのサウスポーですし、中京でのG3に限れば、昨年のこのレースも含めて2度の好走経験を持っていることから、本命とします。
前走も休み明けながら、相手に恵まれたとはいえ好走できたことは、このレースへ向けて良い形で入っていけますし、荒れた馬場もこの馬に向いていると思っています。
今回がラストランなので仕上げも上々のようですし、今回のメンバーでもいい勝負は出来ると思いますが、直線で窮屈な競馬になって捌くのに手間取る不安はあります。
対抗は⑧マッドクール
先行力を持っていながら後半もまとめられる、という部分では土曜の馬場にマッチしていて、連勝の勢いを借りて一気に重賞制覇できるだけのモノはあるでしょう。
中京実績もあり、血統からもスピード一辺倒のタイプでは無いように感じますし、この馬も荒れた馬場はこなしてくるはずです。
しかし、これまでよりも相手強化は明白ですし、見込まれた斤量や近年の重賞実績が心許ない鞍上も大いに不安があるので、この評価としました。
3番手は③グルーヴィット
およそ半年ぶりのレースで馬体を戻しての前走は収穫があったはずですし、何より先週勝った鞍上の勢いと得意のイン突きが嵌る可能性は大いにあると思います。
この馬も、時計の掛かる馬場の方が合っていて、左回りの重賞実績からも通用していいはずですし、侮れない存在となるでしょう。
それでも近走からは、能力と衰えがあるはずなので、他馬がパフォーマンスを落とせば、台頭する可能性を持っているという評価です。
ということで予想は
◎ ①
〇 ⑧
▲ ③
△ ②、⑤、⑦、⑬、⑮
このような予想となりました。
人気上位を占める4歳馬は、賞金も持っていてココはあくまでも叩き台という感じが伝わりますし、状態面や斤量、極端な枠順になったので、能力は認めつつもココでは評価を下げました。
勿論、4歳馬が上位独占も十分にあり得るとは思いますが、疑って掛かるべきレースなので、衰えは否めないような馬に可能性を感じました。
今年に入ってからの重賞レースを見ていても、スンナリとは決まっていないので、今回は配当面にも妙味を見いだせるレースと思っての予想となりました。