先週はブログの更新が下書き保存のままになっていて、中山記念・予想を挙げられていませんでした。
本命はソーヴァリアントだったので、どのみち何の参考にもなりませんでしたが、今後はこのようなイージーミスには気を付けていきたいと思います。
その先週は、夜中にサウジ国際競争が行われ、芝のレースでは去年も日本馬が大活躍だったので、今年も大いにチャンスはあると見ていました。
ハイライトは、何と言ってもパンサラッサの歴史的な逃走劇でしたね。
今年はアメリカからの出走が少なく、掲示板には載ってくるだろうと見ていたものの、スムーズにスタートを決めるやそのまま押し切り勝ちと、去年のドバイターフに続くG1を2勝目となり、不可能と思っていた海外での2刀流を決めてくれたことには、驚き以上に勇気と今後の可能性を貰いました。
2021年に、アメリカでダートG1を制したマルシュロレーヌに続き、矢作厩舎の厩舎力にはただただ敬慕致します。今後も海外を視野に入れている管理馬もいるようなので、パンサラッサの獲得賞金の動向も含めて、活躍を期待するばかりです。
先週は夜中のサウジ観戦、日曜には競馬場への現地観戦と思う存分競馬を楽しめましたし、日本馬の活躍に勇気をもらったので、TRも本格化するなか結果へと繋がるよう精進致します。
今週は、皐月賞TRとなる弥生賞ディープインパクト記念を予想していきます。
もはや間隔を空けてのローテがトレンドとなり、近年は少頭数が定番となっています。今年も有力視されていた3頭が回避して、蓋を開けてみたら10頭立てと物足りなさはあるものの、混とんとしている3歳クラシック路線なので、このレースから本番に繋がる可能性もあるかもしれません。
土曜の馬場は、先週よりも時計は出ていて高速馬場の水準だと感じました。
トラックバイアスは、3週目ながら差し馬も馬券に絡んできていたので、フラットに近いフェアな馬場という印象です。後方からでも、持続力が持っていてコーナーワークが上手ければ差し届くでしょう。
展開は、キャリアが少なく先行して結果を出してきた馬ばかりなので、かなり難解です。
賞金を持っている2頭が逃げて早く隊列が決まるようであれば、前半スローペースとなり後半はラスト3Fの瞬発力勝負となるでしょう。しかし、陣営が向こう正面で6馬身離すとコメントしている、レヴォルタードが1コーナーの入りまでに主張できれば、締まった流れにはなってくると思うので、逃げ馬とレヴォルタードの出方次第のレースにはなってくると思います。
キャリアの少ない3歳馬同士なので、正直ゲートが開いてみないと分かりませんが、今年は先行馬も多いため例年のような流れではなく、平均くらいで流れつつ後半も持続力と総合力が問われるようなレースを想定しています。時計の出る馬場なのでスピードは勿論のこと、スタミナもある程度は必要にはなってくるとも考えています。
これらを踏まえて
本命は⑦ゴッドファーザー
前走は着差を付けての完勝と相手も弱かったので、このレースのパフォーマンス自体は鵜呑みにはしていませんが、新馬戦の相手のその後を見れば、非凡な能力を持っているように思っています。
父はスピード寄りで短距離向きと思っていましたが、2000~2200での成績が良く距離もこなせているサンデーサイレンス系、母父はバゴで母母はフェアリーキングとサドラーズウェルズを持っているので、スタミナの要素も血統からは見て取れます。
血統としては、近年の好走馬と遜色のない血統背景なので、叩き良化型という陣営のコメントもありますし、現状重賞でも通用するのかは不安ですが、このメンバーならという期待は持っています。
対抗は④トップナイフ
リステッド勝ちや重賞とG1で連続2着と、実績面から大崩れすることは無いとは見ています。
先行しても差すカタチの競馬でもできますし、これまで走ってきた内容やコースからも評価を下げる必要は無いと思っています。
しかし、これまでは使われてパフォーマンスを上げてきていたこと、賞金を持っているが為に、これまでやったことのない競馬を試すジョッキーでもあるという不安はあります。
3番手は⑥タスティエーラ
前走はもっと切れるタイプと思いましたが、直線の瞬発力勝負では明らかなキレ負けでした。
それでも、ゴール前まで脚色はそこまで衰えているようにも感じなかったので、新馬戦でのパフォーマンス以上に、血統からは持続力を活かせるレースの方が良いのかもしれません。
ただ、明らかに前走は勝つか賞金加算を目論んだはずなので、このレースが誤算の上での出走ということもはっきりと見て取れるので、上積みの無いなかでどこまで素質だけで走れるのか、という不安の方が大きいのでこの評価としました。
ということで予想は
◎ ⑦
〇 ④
▲ ⑥
△ ①、②、⑧、⑩
このような予想となりました。
今年の3歳クラシック路線は現状で、どのレースがレベルが高くどの馬がクラシック候補かも掴みづらく、本当に混とんとしている状況と思っています。少頭数となりメンバーレベルが下がったと見る向きもあるようですが、このレースとクラシックの関連性から言えば、無視できないレースでもあります。
このような状況や有力馬の回避ということで、こんな時にデータブレイクがあるとも考えられるので、今回は過去のデータから好走馬のいない、前走未勝利組から狙ってみたいと思います。