高松宮記念・予想

WBC日本代表、およそ1か月前の宮崎合宿からチームの結束を深めて世界一を奪還してくれました。
これまでの大会と違い、アメリカでのベースボール人気を高める為、今大会は各国のメジャーリーガーも多数参加するなかでの快挙だったので、これまでの大会以上に意味のある優勝だと思います。ケガによる負傷や離脱が相次ぎながらも、それをモチベーションとした日本代表の選手の活躍は、日本人としての誇りそのものでした。
これから始まるシーズンへ向けて、調整など難しいとは思いますが、レギュラーシーズンでも同様かそれ以上の活躍を期待しています。
選手の皆様、本当にお疲れ様でした

日本列島がWBC優勝の歓喜に沸き、感動し勇気を貰う1週間となりました。同時に今週は競馬界も、ドバイ国際競争が開催されるので、こちらでも世界と熾烈な戦いを繰り広げてくれるはずです。また、G1シリーズの開幕戦となる、高松宮記念と大忙しの1週間となりましたが、的中させて最高の締めくくりとなるよう、予想していきます。

土曜は朝から重馬場での開催となりました。午後から降り出した雨も、日曜の日中は降る予報となっているので、おそらく不良馬場での開催となるでしょう。時計的にもかなり掛かるはずなので、タフなレースと見て間違いないでしょう。
トラックバイアスは、直線は内から4~5頭分避けて通していましたが、今日の馬場よりも悪化する可能性も高く、現時点ではどのようなバイアスのなるのか決め打てません。
ただ、レース当日に雨が上がれば、22年や20年のように内から乾いていき内が有利に、21年のように雨の中であれば、外が有利になる可能性は高いと考えています。

展開は、例年に比べて逃げ馬は少なく、逃げることを示唆しているオパールシャルムが逃げるでしょう。しかし、気性に課題のあるメイケイエールが我慢できなければ、行ってしまう可能性もあります。
オパールシャルムが逃げる展開だと、前半3Fが1秒前後のペースとなり、メイケイエールが行ってしまうようだと昨年並みのハイペースになると想定しています。
後半3Fは、直線に坂もあるのでラスト1Fはかなりラップが落ちて、最後はスプリント戦ながらバテ比べのようなレースになると思います。そうなってくると純粋なスプリント能力よりも、1400Mや1600Mで好走できるくらいの能力も、必要にはなってくると思っています。
これらを踏まえて

本命は⑧ロータスランド
去年のこのレースが重馬場で2着だったように、道悪濃厚の今回も、陣営が雨が降れば降るほど良い、と言っているほどの道悪巧者であり、持続力はこのメンバーでも通用するはずです。
負けはしましたが去年と同様のローテで、内外の出方や進路取りができる良い枠となりましたし、マイルまでの実績もあるので、一番崩れる心配がない馬だと見ています。
ただ、前走が最後方から追い込んでの3着でしたし、後ろから行くとなるとグランアレグリア級の脚を使わないと届かないので、中団辺りに付けてくれないと厳しいレースとはなるでしょう。

対抗は④ダディーズビビッド
前走の走破時計や中京実績、リステッド程度の実績とはいえ1400M実績も豊富ですし、噛み合った時の爆発力に賭けてみたいと思います。
内が有利の馬場となった場合、インをタイトに捌けるジョッキーというイメージを持っていますし、これまでOPクラスでの好走がせいぜいですしたが、重賞でも好走できる程チカラを付けているので、楽しみではあります。
しかし、持ち時計も持っていて道悪適性への疑問もありますが、オールマイティーなキズナ産駒なのでこなせる可能性もあるとは考えています。

3番手は⑤メイケイエール
これまでの重賞実績が示すように、この路線での能力は1枚も2枚も抜けた存在で、去年も内有利のバイアスの中で大外から差の無い競馬が出来ているように、能力上位なのは間違いありません。
また、舞台実績としても重賞を2勝していて、去年のこのレースや2走前のように、前哨戦を敢えて使わずに使ってきたローテにも好感が持てます。
ただ、分かりやすい程の戦績からもピンかパーのタイプの馬であり、気性面に抱える爆弾もいまだに克服できているとも思えないので、この評価としました。

ということで予想は

◎ ⑧
〇 ④
▲ ⑤
△ ③、⑥、⑦、⑧、⑫、⑬、⑭、⑮

このような予想となりました。
現時点ではレース当日に馬場状態やバイアスが分からないので、かなり印は多くなってしまいました。
それでも、内が伸びるようであれば外枠の馬を軽視し、外が伸びるようであれば内枠を軽視するという考えなので、当日の馬場状態とそれまでのレースを見てから、数頭は消す予定です。
今夜はドバイもあるので、週末に思う存分競馬を楽しむ予定だったものの、肝心の国内G1の予想を決め打てなかったことは申し訳なく思っています。

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