いよいよ今年も長い長い1年が幕を開けたと同時に、3日開催と年明け早々からゆっくりと正月気分に浸ることも無かったような気がしています。それでも、今年も金杯から参戦できることや日常を遅れることへの感謝の気持ちは、今年に関してはより一層感じています。
その、中山金杯も悔しさは残りつつも、本命が直線半ばまでは善戦しましたし、馬場があそこまで時計の出る馬場ということも想定を上回っていた中での4着だったので、前を向ける内容だと自分には言い聞かせています。
開幕の3日開催を締め括るのは、出世レースにもなり得るシンザン記念です。
今年は、ほぼ1勝馬の参戦となりますし、まだまだメンバーレベルすらもあやふやな時期なので、難解ではあるなか、何とか好結果に繋がるようにと予想していきます。
今開催の京都は、時計が掛かっていて、京都金杯のレース後のジョッキーのコメントからも、木曜の雨の影響が残っていて時計の掛かる馬場となっています。月曜は雪の影響を考慮して前日発売が中止となりましたが、天気予報を見る限り無事に開催されるでしょう。
それでも気温は上がらないので、時計の掛かるタフな馬場という想定です。
トラックバイアスは、土曜こそ開幕馬場ということで前残りの内有利馬場でしたが、日曜には外回りコースでは外差しも決まっていたことから、月曜にはフラットな馬場か若干外差し有利になる可能性はあるとみています。
展開は、何が何でもハナを切ってという馬も見当たりませんし、何が逃げるのか分かりにくいメンバーとなりました。それでも、コース形態からスタート後の3・4F目ではペースが落ち着き、坂の下りに差し掛かるラスト4F目からペースが上がっての後半勝負となるでしょう。
古馬の重賞レベルであれば、ラスト4F目から確実にペースが上がるものの、明け3歳馬同士ということで、ラスト3Fの瞬発力勝負となる可能性もあります。
この辺りは読みにくいので、直線が平坦ということもあり後半要素を重視していきます。
これらを踏まえて
本命は⑬エコロブルーム
初戦こそ取りこぼしましたが、前走ではゴール前では後続を寄せ付けない、ノーステッキでの快勝というインパクト抜群の快勝でしたし、ラスト1Fを見てもココでは勝負にはなるとみています。
血統も、今開催の京都では父サンデーサイレンス系に母父ミスプロ系という配合の馬が、好成績を残している点も合致し、タフな馬場でもこなせるダイワメジャー産駒という点からも評価しました。
しかし、初戦の重馬場での結果からも、馬場が渋って良いとは思いませんし、牝馬以外の関東馬には受難のレースですが、この時期から乗るジョッキーの継続騎乗からも本命としました。
対抗は⑪シトラール
この馬は前走で距離を短縮して勝ち上がったことから、マイルの方が合っているのかもしれませんし、期待馬の多いスワーヴリチャード産駒ということで、期待しています。
これまでのレースを見ても、本命馬と同様に折り合い面での不安も無さそうですし、来日している外国人ジョッキーの中では、買えるジョッキーという判断をしています。
しかし、デビュー戦と2戦目が直線で突き抜けても良い感じでしたが、ゴール前に差し返された内容からも使える脚が短い可能性もあり、素材面では楽しみは持ちつつこの評価としました。
3番手は⑰ナイトスラッガー
朝日杯では除外になりましたが、出走が叶えば重い印も考えていた1頭ですし、前走やデビュー戦でのラスト2Fのラップからも、勝負にはなる素材だと感じています。
前走はゴールまでしっかり脚を使えて後続を突き放しましたし、デビュー戦もインを抜けた勝ち馬比較だと、直線で前が壁になりつつ持ち出すまでのロスと外を回した事を考慮すれば、見どころのある所は見せてくれたので、この馬も素材面では楽しみな1頭です。
ただ、ジョッキーが日本競馬に対応できないのか、フランスリーディングの順位そのものの力なのか絶望的な戦績ですし、この枠はロスがあるはずなので期待値を入れてもこの評価としました。
その他では
⑯ショーマンフリート
初戦の勝ちっぷりとゴールまでの加速ラップから、ホープフルSの勝ち馬を彷彿とさせるスワーヴリチャード産駒の大物感は感じているものの、メンバーレベルや馬場を考えると、1戦1勝馬の脆さを出す懸念と乗り替わりでプラスにはならないと思っています。
ということで予想は
◎ ⑬
〇 ⑪
▲ ⑰
☆ ⑯
△ ⑥、⑩、⑭、⑮
このような予想となりました。
何とか年明けの早い段階での重賞的中には期待する半面、1勝馬ばかりのこの時期の3歳重賞の難易度は高いとも思っているので、自信は持てませんでした。
今年の3歳世代も去年と同程度のレベルだと現時点では見ているので、ココから過去の3冠馬のような馬が出るかと言われると難しい気もしていますが、自身の好結果と好レースに期待しています。