今年も正月はゆっくりとでき、普段はほぼ口にすることの無いアルコールも毎日飲んでいました。
毎年恒例となっている初詣も、県内では勝負事に御利益があるとされる神社へ、今年1年の必勝祈願も兼ねて行ってきました。今年は時間に余裕もあったので、金杯へ向けての準備も出来ましたし、去年は叶わなかった『金杯で乾杯』を目指して、2025年も中山金杯からスタート致します。
枠順が発表されてから、事前予想で上位人気とされていた面々がこぞって外枠となったことから、かなり難しい印象ではあるものの、良いスタートが切れるように予想していきます。
例年であれば中山金杯はCコース開催なんですが、今年はBコース開催となるので時計面とトラックバイアスは当日もチェックしておく必要があるとは思っています。それでも、年末のレースを観ていても極端に時計の掛かる馬場ではありませんし、勝ち時計は去年と同等くらいの1.58秒台中盤から1.59秒台前半くらいを想定しています。
トラックバイアスの想定は難しいのですが、例年であれば立ち回り勝負となりやすいのですが、フラットな馬場になるとは思っています。
展開は、セイウンプラチナかホウオウビスケッツが逃げるでしょう。ホウオウビスケッツがテン乗りに加えて、この斤量と大外でどういう出方をするかに注目しつつ先行馬も揃っていることから、ある程度は序盤から流れると考えています。道中も極端に緩むことなく淡々と流れて、後半はラスト5〜4Fの持続力勝負を想定しています。レースの上がりも掛かるはずなので、スタミナと持続力、機動力が問われるレースになってくるでしょう。
これらを踏まえて
本命は⑮クリスマスパレード
前走は逃げ馬が後続を離して逃げる展開のなか、番手からなかなか難しいペースメイクながら5着に残しましたし、中山コース3勝という戦績からも崩れる可能性は低いと思います。
その中山での3勝を見ても、2走前は開幕馬場でのレコード、5走前は牡馬相手にラスト5F目から12秒前後を淡々と踏むラップ、デビュー戦はラスト5F目からペースが上がっての持続力勝負とペースの幅にも対応出来ていることから、かなりの舞台巧者とみています。
ただ、先行馬も揃ってのこの枠なので、外々を延々と回された場合のロスは不安となりますが、調教後の馬体重を見ても仕上がっているはずです。
対抗は③パラレルヴィジョン
マイルでリステッドと重賞を勝ったがためにマイルを使われていますが、近3走は左回りの決め手比べだったことからも度外視していいはずです。
それよりも、3勝クラスを勝ち上がりまでに時間は掛かりましたが、相手はその後に重賞で好勝負していることからも、この馬もこの距離では能力は重賞クラスとみています。
立ち回りを活かせる絶好枠ですし、上がりの掛かる持続力勝負になればチャンスはあるものの、斤量と例年よりも内が伸びない可能性があることから、この評価となりました。
3番手は⑦マイネルモーント
この馬も、4走前までは重賞で勝ち負けする相手関係から恵まれなかった印象で、着差を考えれば十分に重賞でも通用する能力はあるはずです。
2走前の逃げて自ら刻んだラップからも、後半の持続性能は持っていますし、速い上がりも使えることから、ペース次第と位置取り次第では差す競馬でも上位には食い込めるとみています。
この舞台でも崩れず走れていて好枠を引けたことから、人気以上に期待はしていますが、この鞍上なのでペース不問で向こう正面から無理に動いて、脚を無くす不安はあります。
ということで予想は
◎ ⑮
〇 ③
▲ ⑦
△ ①、②、⑭、⑯、⑱
このような予想となりました。
JRAの公式HPの馬場状況を見ても、内の傷んだ部分まではカバー出来ていないので、日曜のメインまでは馬場を見極めたいと思い、3番手までの印となりました。
枠順や馬場、ハンデなどからも難しいレースにはなるとは思っているものの、今年最初の競馬ということもあり良いスタートとなることを期待しています。