先週のシンザン記念は、今年の重賞初的中をハナ差で逃してしまい、人気上位の決着となってでも的中は欲しかったというのが本音です。平場での的中こそありますが、勝負レースに位置づけてブログでも予想しているだけに、的中は早いに越したことはないと思っています。それでも、本命馬が後続を突き放す勝ちっぷりだったことが幸いなので、今秋こそは日経新春杯で的中を目指していきます。
去年の勝ち馬が宝塚記念を制し、出世レースとまではいかないまでも、今後の春のG1シリーズを見据える好メンバ―が揃った印象ですし、展開やハンデなどから波乱がありそうな、難しいレースとなりそうですが予想していきます。
土曜の中京はBコース替わりながら、内側の荒れた部分をカバー出来ず、時計と上がりもそれなりに掛かるタフな馬場という印象でした。
トラックバイアスも、月曜から外差し馬場にシフトし、直線でも内を空けていましたし、最内から5頭分くらい出す方が伸びる馬場にはなっていました。パワーがあれば内目を通しても無理ではありませんが、差し馬場にはなっていると見て良いでしょう。
展開は、内からバトルボーンやケイアイサンドラ、メイショウタバルにタッチウッドと逃げられる馬が揃い、これまでの気性面を考慮するとメイショウタバルがハナということにはなるでしょう。そのメイショウタバルも、気性面の成長は陣営のコメントからはありましたが、実戦でどうかとは思いますし、ケイアイサンドラもこのジョッキーなので突っかかっていく可能性もあります。
1コーナーまでは距離があるので序盤から流れる想定はしていて、逃げ馬がスンナリと決まっても道中は極端に緩むことは無いでしょう。後半もコース形態を考えれば、ラスト5〜4Fからペースが上がるとはみています。タフな馬場ということからスタミナの問われるレースは勿論のこと、道中の追走力や後半の持続力などかなりタフなレースを想定しています。
これらを踏まえて
本命は⑭ショウナンラプンタ
過去にこのレースで好走した4歳馬の特徴として、クラシックTRで好走し本番で掲示板くらいの戦績という傾向には合致し、3歳春からスタミナの必要なカテゴリーで好走していたことからも、舞台としては申し分ないとは思います。
4走前は終始外を回して2着、前走も勝ち馬の後ろに付け3コーナーの下りからは良い脚を使えていて、2走前にはメイショウタバルのペースで追い出しが遅れながら伸びていたことからも、このメンバーでも勝負にはなるとみています。
去年の秋のG1シリーズでも、明け4歳世代はJCや有馬記念でも好走したように、一定のレベルにはあるとは思いますが、この枠なので道中から外に付けた挙句に直線でも大外となると、馬券内には届かない不安はあります。
対抗は⑪サンライズアース
この馬も、本命馬と同様に3走前と前走の戦績からも好走傾向には合致し、器用に立ち回りが要求されるレースよりも、ワンペースのタフなレースが合うとはみています。
その3走前と前走は、後方から捲って4コーナーでは1・2番手だったことから、ラスト5Fのラップを見ればかなり足を使っていて、スタミナの要するレースでは重賞クラスの能力はあるはずです。
それでも、ダービー以来となるレースとなるので、実戦でどれだけ動けてどこまで息が持つかとなると不安は小さくなく、展開面を考えれば道中に動けず後方のままという不安はあります。
3番手は⑩キングズパレス
これまでの戦績からもスローの瞬発力勝負では分が悪く、ロンスパの持続力勝負でこそというキャラですし、タフなレースという条件としては申し分無いとは思います。
OPクラスに昇級してからも重賞では好勝負出来ていて、展開面などで恵まれそうな今回はこれまでよりもメンバーは揃いますが、好勝負できる可能性はあると思っています。
鞍上も前走で手ごたえを得たようで継続騎乗を申し出たようですが、相手関係を考えるとこれまでの重賞だったからという見方もできるので、単純に能力面の疑問はあります。
その他では
①マイネルエンペラー
前走は外をスムーズに回って直線でも馬場の良い所を走った勝ち馬に比べて、要所で踏み遅れはしましたがゴール前での脚色を観ると、上手く立ち回れればココでも良い勝負は出来る可能性はあります。
⑧ロードデルレイ
後半要素だけならこのメンバーでも通用していいとは思いますが、どちらかというと高速馬場の方が向いているのは明らかで、時計の掛かる馬場やスタミナという部分で不安はありますが、差し決着になればチャンスはあるでしょう。
ということで予想は
◎ ⑭
〇 ⑪
▲ ⑩
☆ ①、⑧
△ ⑥、⑦、⑨、⑬
このような予想となりました。
印は多くなりましたが、割れたオッズが示すようにかなり難解なハンデ重賞となっているので、先ずは今年最初の重賞的中を最優先した格好となりました。また、波乱があってもおかしくは無いメンバーとみているので、買い目の点数は多少増えることを承知しつつ、少しでも高配当が来ればという期待もしています。
今年は予想を挙げていないレースでの的中はあったので、勝負レースと位置づけた重賞の方もそろそろ的中出来ることを願いつつ、1月が好スタートだったと思える結果にも期待しています。