フェブラリーS・予想

好調だった1月とは打って変わって的中無しだった2月の重賞も、先週の共同通信杯の的中で多少は流れを変える事が出来たかなとは思っています。本命馬が勝ち切ってくれたものの、2・3着が押さえまでだったので、何とか拾えた程度という認識はあるので、今週に繋がるかは半信半疑ではあります。
ただ、勝ち馬は4コーナーでの口向きの悪さなど粗削りな部分を残しつつ、後半5Fのラップからもダービーでは楽しみな存在ではあります。
今週は、2025年のG1開幕戦となるフェブラリーSを予想していきます。

土曜の東京ダートは、含水率が1.5%・2.9%ということからも、パサパサに乾いていて時計も掛かるタフな馬場という印象です。

展開は、内からミトノオーやウィリアムバローズ、サンデーファンデーにアンモシエラなど逃げたい馬が多く、先行馬も揃っていることから序盤からペースは上がるでしょう。これらの逃げ馬は距離短縮となるので、去年のような前半3Fが33秒台というハイラップまではイメージ出来ませんが、2秒程度の前傾戦を想定しています。中盤の緩みが無く、後半は消耗戦のようなレースになるのか、中盤に緩んでラスト3Fで再加速となるのかは、正直読めない部分ではあるので、序盤からの追走力と追走で脚を削がれることなく後半もひと脚使えるようなタイプが、上位争いになると考えています。勿論この時期の乾いたダートなので、スピードに加えてパワーやスタミナも必要なレースにはなるはずです。
これらを踏まえて

本命は⑪ペプチドナイル
去年のこのレースの前半3・4Fが過去10年で最も速く、そのペースを4番手から押しきった内容からも、舞台実績と展開からも崩れる可能性は低いとみています。
その後は勝利こそ挙げていませんが、2走前には万全ではなかったにしてもマイルの距離でレモンポップに肉薄し、前走もこの馬には距離が長く尚且つ差し馬が上位を占める中、4コーナー2番手から掲示板は能力があってこそだと思います。
今年は去年に比べてメンバーが揃いましたし、去年よりも直線で差し込める脚を持った馬が揃ったものの、それらも距離延長や短縮なのでパフォーマンスを落とす可能性を考慮すると、この馬以外から軸は選べませんでした。

対抗は⑨コスタノヴァ
前走が2着馬に4馬身差の圧倒的なパフォーマンスでの勝利でしたし、勝ち時計も優秀で速い上がりも使えたことから、有力な1頭には間違いないでしょう。
これまでの東京ダートでのレースを観ても、坂地点での加速力が素晴らしくそれでいてラストの持続性能も高いので、あっさり勝っても納得です。
それでも、これまでは体質が弱いために常に間隔を空けて使われていたのに対して中2週のローテ、テン乗りのジョッキーと不安も小さくは無いのでこの評価としました。

3番手は⑫サンライズジパング
ダービー後に主戦場をダートにシフトしてからの戦績を見ても、強力な4歳世代でも上位に位置していることは間違いなく、差し込む足ではメンバー屈指のモノを持っているはずです。
陣営のコメントにもあるように、コーナーでの加速が出来ない不器用な面があるので、直線の長いワンターンで芝スタートは多少なりともプラスになるとは思います。
ただし、初のマイルで激流となれば追走で脚を使ってしまいに削がれる可能性や僅かな差が致命傷となるG1で、コーナーでの加速が出来ない点は大きな不安材料です。

その他では
⑮ガイアフォース
去年のこのレースで初ダートで2着と評価はしていますし、前走は不利の大外枠で全く競馬にならなかったことを考えると舞台替わりは好転するはずですが、去年よりメンバーが揃ったうえに芝でも同様にワンパンチ足りないことを考えるとこの評価となります。

ということで予想は

◎ ⑪
〇 ⑨
▲ ⑫
☆ ⑮
△ ①、②、⑥、⑬、⑭

このような予想となりました。
サウジCという世界ナンバーワンの高額賞金レースが深夜にあるので、そちらも楽しみにしています。その影響でこのレースのメンバーレベルが低下している近年ですが、今年は強力世代の上位と思っている4歳馬、舞台実績のある上位人気馬と今年は久し振りにG1らしいメンバーとなりました。
不調だった2月の重賞も先週は何とか結果に繋がったので、半信半疑ながらも今年最初のG1レースにも繋がることを期待しています。

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