４週連続的中を目指した先週の皐月賞は、惜しくも３着抜けという結果となり連続的中も途切れました。記録や連続記録はいつかは途切れるものですが、ＳＮＳやユーチューブなんかで取り沙汰されていた各馬の接触などもあったので、そこまで悲観する内容の予想とは思っていません。ただ、結果が付いてこなかった事と、３着馬を消した理由がコーナーでの加速が苦手だったからというものでしたが、直線でのギアチェンジ力があそこまでとは思っていなかったので、その部分の反省はしています。
今週はＧ１シリーズの中休みとなり、東京では土曜と日曜に大一番へ向けての前哨戦ウィークですが、ココでは安田記念へ向けての前哨戦となるマイラーズＣを予想していきます。
土曜の京都は開幕週だったこともあり、速いタイムも上がりも出る絶好の馬場コンディションでした。
トラックバイアスは、開幕週ながら前残りが目立つ訳では無く、差しも決まるフェアな馬場という印象でした。日曜も引き続き天気には恵まれそうなので、もう一段階軽い馬場になる可能性はあります。
展開は、このメンバーならセオが逃げの濃厚とみています。頭数も落ち着いたので、普通に考えれば前半からペースが上がることなく、後半のラスト４Ｆ目からペースが上がりつつ、直線での加速力も問われるレースを想定しています。それでもこのメンバーなので、前半のスローを見越して近走不振の馬が大逃げを打つ可能性はあるものの、極端な前が残りやすい馬場でも無いので、後半の上がり勝負にはなるとみています。
これらを踏まえて
本命は③ジュンブロッサム
３走前には、叩き台ながらソウルラッシュを差し切り、能力としてはＧ１でも通用するレベルにはあるとみています。
２走前は、時計の掛かる外が伸びる馬場で直線は内に進路を取るなど、馬場が合わなかったことが敗因と明確ですし、５走前のパフォーマンスからもこの舞台での高速決着という条件は合うはずです。
ただ、前走はトップハンデを背負ったとは言っても負けすぎで、直線では見せ場すらつくれなかったことは気掛かりですが、このメンバーならあっさりと勝たないといけないレベルではあります。
対抗は⑧セオ
展開の厳しかった３走前、メンバーの揃った２走前の着差からも、この馬もメンバーに恵まれた今回は重賞に手が届く能力だとみています。
展開的にもスローの短期逃げが叶いそうですし、ラスト４Ｆの持続力を活かせるこの舞台もこの馬には合っているとは思います。
それでも、この馬の短期での逃げは見え見えなので、どの馬かが大逃げを打ち捕まえに行かないといけないような展開や気性的に難し面を出すようなことがあると、甘くなる可能性はあります。
３番手は①ホウオウリアリティ
ＯＰクラスに昇級後は掲示板が精一杯ですが、３走前には展開が向かない中でも最後まで伸びていましたし、前走も初マイルながら今回人気のセオとの着差を考えれば、人気以上の魅力は感じています。
高速馬場や高速上がりの対応などクリアしないと行けない課題はあるものの、上手く流れに乗ることが出来れば、馬券に絡んできても良いとは思っています。
クリアしないといけない課題があり、兄弟がダートで結果を残している馬ばかりという大きい不安はありつつ、このメンバーなのでチャンスもあるはずです。
ということで予想は
◎ ③
〇 ⑧
▲ ①
△ ②、⑤、⑩
このような予想となりました。
冒頭に書いたように、今週はＴＲウィークなので本来であれば注目度と配当妙味の高そうなフローラＳを予想するべきなのでしょうが、先週の皐月賞で連続的中が途切れたことと来週からはＧ１シリーズが再開されるので、ひと先ずは流れを取り戻すことを優先しました。
