年が明けて1か月が過ぎようとしていて、世間ではオミクロン株の感染拡大が続いていて収束の兆しが見えません。そんな中にあってサッカーW杯最終予選であったり、間もなく開幕する冬季オリンピックや吉報を待ちわびた春の選抜甲子園の出場校決定など、スポーツ観戦好きとしては充実した在宅期間となりそうです。勿論、時短営業を強いられる事業者の事を考えれば、喜ばしいことでは無いのですが。
競馬においても来月にはもう2022年のG1も始まってしまいます。
今週の2重賞はG1へ直結する可能性のあるレースでもありますし、自身としても今月の重賞は的中が一つではあるのでもう一つ取れるようしっかりと予想していきます。
土曜のレースを見る限り、Bコース替わりとなったものの時計面では高速馬場とまではいかず、標準レベルという印象で、トラックバイアスも極端に内、先行馬有利という訳でも無く、差しも届くフラットに近い状態だったと思います。
展開としては、普通に考えればビアンフェがハナを切ってとなりますが、ゲートそのものに問題がありますし、内に入ったメイケイエールがどうなるのか、はゲートが開いてからでないと分かりませんし、メイケイエール次第といった前半となるでしょう。
仮にメイケイエールがハナにこだわればビアンフェは控えても問題ないタイプではあるので、前半は34秒台中盤くらいで極端な前傾戦にはならないでしょう。
後半はある程度のパワーも求められるとは考えているので、総合力が問われるようなレースを想定しています。
これらを踏まえて
本命は⑨カレンモエ
これまでの重賞2着3回が異なる競馬場ということからも、重賞レベルでは安定的な能力はありますし、休み明けも苦にしないタイプではあるので、安定感を買っての本命です。
ジョッキーも2戦目となるので癖は掴んでいるはずで、内外を見ながら先行力を活かせるこの枠も良い枠だと思うので、このメンバーであれば崩れる事は無いとは思っています。
それでも、条件戦の頃からの課題である決め手不足という部分は残っているので、最後は何かに差される可能性は大いにある為勝ち切ることは難しくても、好走という条件であればこの馬が最も信頼できます。
対抗は⑬エーポス
前走は初のスプリント戦で適性を見せてくれて、もっと早くこの距離を使ってくれれば通用する可能性はあると見ていました。
この馬はスピード型だと思っていましたし、3歳時には重賞を勝つだけの能力を持っていることからも、流れに乗っていければ前走の決め手は重賞でも通用すると思います。
重賞制覇時も稍重の馬場だったことからパワーも持ち合わせているので、若き鞍上と共に期待していますが、外々を回されるロスは不安材料となります。
3番手は⑯シャインガーネット
2走前のメンバーを考えればこの距離でも通用する能力はあるはずで、54キロという斤量もプラスとなると見ています。
この馬も3歳時には重馬場の重賞で勝っているので、時計勝負となりそうではない馬場は合うとは思いまうし、中団くらいのポジションさえ取れれば総合力勝負でのチカラは持っていると考えています。
しかし、この鞍上に外枠なので序盤から下げる可能性委は十分にあるので、そうなれば決め手不足となるので、ここまでの評価としました。
ということで予想は
◎ ⑨
〇 ⑬
▲ ⑯
△ ③、④、⑤、⑥、⑩、⑰
このような予想となりました。
かなり印は多くなりましたが、メイケイエールの出方次第では展開面で読みずらい部分がある為、絞り切れませんでした。
また、重い印が牝馬に偏ったことも牡馬勢に大きな不安材料があるという予想です。
今月も最後の重賞予想となりますが、今月はご覧いただいた方へ参考となる予想が乏しかったこともあるので、先ほども書いたようにもう一つ的中を目指しています。