秋華賞・予想

今年も秋のG1シリーズの季節となり、これから年末までは、毎週がこれまで以上に勝負となってくることは重々承知しているので、1レースでも的中出来るよう頑張っていきます。
また、今年も残すところ3か月を切りましたが、毎週のレースに集中しているとあっという間でもあるので、波には乗り切れていませんが、挽回できるようにもしていきます。
今週は、3歳牝馬クラシック最終戦と共に、牝馬3冠という点にも注目は集まっているので、春の実績馬対夏の上がり馬という構図にも注意しつつ、的中目指して予想していきます。

土曜のレースを見る限り、ロングラン開催ということもあって、時計は出ていて高速馬場でした。また、週中には雨の影響も心配していましたが、何とか天気も持ちこたえてくれそうなので、引き続き高速馬場と見ています。
トラックバイアスは開催2週目とはいえ、完全な内前有利なバイアスも無く、フラットな内も外もフェアな馬場場という印象です。おそらく、去年のような直線の向かい風も無いとは思っているので、去年のように後半のラップが掛かるようなレースにはならないと考えています。

展開は、短距離で逃げているブライトオンベイスが外目の枠ながら、スピードの違いでハナに立つとは思います。陣営もハナにはこだわらないとのコメントが出ているので、内のタガノフィナーレかラブパイロ―も候補としては考えています。
今年は、比較的先行馬が揃いましたし、テンからポジション争いで多少は速くなるかもしれませんが、コースの形態状あまり序盤からペースが早くなるイメージも出来ないので、前半はスローから流れても平均ペースくらいで考えています。
後半は、下りとなるラスト4F~5Fのロンスパ戦がこのコースの傾向ですが、3歳の牝馬同士なので極端に早い仕掛けという事も無く、去年同様ラスト4Fのロンスパ戦を想定しています。先ほども触れましたように、直線は去年ほど向かい風の影響もないとは思うので、持続力は求められる中でも、そこまでスタミナを削られるようなレースにはならないでしょう。
また、春の実績馬と上がり馬という構図にしても、今年は前哨戦や条件戦からの勝ち上がり方を見ても、春の実績馬を優位に評価しています。
これらを踏まえて

本命は⑨スターズオンアース
3冠がかかるレースですが、春の2冠は共に1番人気に支持されていないレアなケースでした。
それでも、内有利の馬場で唯一差し込んで勝った2走前、外伸びのバイアスを活かしたとはいえ、大外枠から突き抜けた前走のパフォーマンスと戦績から、世代上位と見て間違いないでしょう。
そのオークスで、ラスト4F目から11秒を踏むようなレースは2019年のみでしたし、近年の3冠馬のオークスでの決着時計を見ても、十分3冠馬に相応しい存在と思っています。
懸念されている骨折も軽度の骨折でしたし、春の休養期間と考えれば不幸中の幸いとも見ていて、あまり心配しておらず、小回り実績や春も使い込んでパフォーマンスを上げてきた、と捉えれば不安はありますが、この時期の3歳牝馬で粗探しをすれば切りも無いので、素直にこの馬の能力を信じています。

対抗は⑦スタニングローズ
オークス2着で中山での重賞をすでに2勝と、立ち回りと後半の持続力を活かせるレースであれば、この馬にもチャンスは十分にあると見ています。
父がキングカメハメハで母父にヴァイスリージェント系を持っていて、パワーとスタミナも要求される舞台からも、血統的にはマッチしているはずなので、この評価としました。
海外での武者修行で腕を上げているとは言っても、大舞台での経験は劣るジョッキーですが、この馬のこれまでのレースを見る限り、舞台適正はあると思っています。

3番手は⑧ナミュール
すでにG1で3度も1番人気支持されていて、これまでの勝ったレースのパフォーマンスからも能力はG1を勝てるレベルにはあるでしょう。
春までは、馬体維持や賞金面などチグハグな部分が露骨に出たことから、なかなか陣営の思惑通りに運ばなかったことは容易に想像できます。
それでも、オークスでは伸びない内を走らされながら3着まで来ましたし、夏場の休養期間での馬体重増や休養明けのレースでの成績などから、この評価としましたが、ゲートが不安定なので序盤のポジショニングで後手を踏むことを考えて、この評価にしました。

もう1頭の人気馬のアートハウスに関しては、ロンスパ戦を勝った前走やレコード勝ちの3走前など、軽くは扱えないものの、休み明け2戦目にパフォーマンスを落とす厩舎なので、押さえまでとします。

ということで予想は

◎ ⑨
〇 ⑦
▲ ⑧
△ ①、⑥、⑩、⑪、⑬、⑯

このような予想となりました。
今年は、時計面や後半のラップ、何よりもアクシデントがあったにも関わらず、好走したオークス組を評価したので、上位人気馬に重い印を打ちました。
人気決着で決まる可能性が高いとは思いつつも、やはり牝馬同士でましてや3歳ということもあって、若干印は多くなってしまいました。
何とか来週と今後に繋がる結果となることを期待しています。

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