まず、『能登半島地震』で被災された多くの方へ心からお見舞い申し上げます。
また、お亡くなりになられた方へお悔やみ申し上げます。
新年となった元旦早々に地震が発生し、今日に至るまで時間の経過とともに被害の実態と深刻さが明らかになるにつれて、自身の無力さを痛感しています。未だに孤立している集落のあり、インフラ等の崩壊によって生活すら困難な状態の方を思うと、気休めの言葉ほど失礼なモノは無いとは承知しつつも、一刻も早くこれまでの日常が戻ることを願います。
地理的にボランティアへ行くことも不可能なため、自分にできることは、被災された方を応援する気持ちを持ち続けたいと考えています。同時に自分にできることを考えていく所存です。
毎年恒例の金杯からのスタートとなるので、今年も去年に続いて『金杯で乾杯』を目指し、好スタートを切れるよう予想していきます。
中山は去年からの継続開催となりますが、Cコース替わりによって内の傷んだ部分はカバーされているようです。また、年末の有馬記念が過去10年で2番目に速い勝ち時計、ホープフルSがG2時代も含めると1番速い勝ち時計だったことから、高速馬場の水準となっている可能性もあるので、決着時計は速い時計となることが十分に考えられます。
トラックバイアスは、インがカバーされたことにより内有利となるはずで、前も展開次第では残せる例年の傾向通りで考えています。終始外を回るロスはあるはずですし、3コーナーから4コーナーにかけて外を回していては届かない馬場となるはずです。
展開は、逃げ候補として6枠のどちらかになると思います。ホウオウアマゾンは初の距離となりますし、ゴールデンハインドも2走前の重賞勝ちの内容から、序盤はスローペースが濃厚となるはずです。メンバーを見ても例年通り、後半はラスト5Fのロンスパ戦を想定しています。
これらを踏まえて
本命は⑧ボーンディスウェイ
3勝クラスに上がってからは、不得手な瞬発力勝負になったり、大外枠が災いしてポジションも取れず何もできなかったレースでしたが、前走で持ち味を活かせるレースでは勝ち切りました。
3歳時には、後のG1馬と差の無い競馬をしていたことから、重賞でも通用するだけの能力は持っていると思っていましたし、久しぶりの重賞となりますが展開利もかなり見込めると思います。
前走にしても、2着馬に1度は交わされても差し返したように渋とさがウリですし、血統的にも申し分ないものの、重賞では心許ない鞍上が最大の不安材料ではあります。
対抗は④エピファニー
この馬も能力では今回のメンバーでは見劣りせず、父は2年連続勝ち馬を出しているロベルト系という点でもプラス材料とはなります。
前走も内有利の馬場で外を回した分の差で4着でしたが、重賞でも通用するところは見せてくれましたし、この2走を見ても不器用なところを見せつつコーナー4つのコースでも対応できるところは見せてくれました。
しかし、重賞実績が無く人気先行の気配もしますし、凱旋門賞こそ勝ってはいるものの日本競馬にどこまで適応できるか良く分からない騎手ということで、この評価としました。
3番手は⑩マテンロウレオ
重賞では1勝、2着2回という実績面では抜けた存在なはずで、去年の春のG1でも4着と5着だったことから、このメンバーならあっさり勝つことさえも可能なはずです。
去年のこのレースでも、ポジションが後ろ過ぎたが故に直線でもスムーズさを欠いたと思っていて、この馬の持ち味である立ち回りを活かせるレースということもあるので、軽視は出来ませんでした。
それでも、立ち回りを十分に活かせる枠ではありませんし、この斤量となると苦戦することも考えられますが、前走で復調を確認できたので期待もしています。
ということで予想は
◎ ⑧
〇 ④
▲ ⑩
△ ②、③、⑥、⑪、⑮
このような予想となりました。
今年は新年早々に震災が発生したり、航空機が空港の滑走路で前代未聞の衝突事故を起こしたりと、暗い話題ばかりが耳に飛び込んできているので、競馬界は明るい話題で持ち切りとなる1年に期待しています。
また、去年はこのレースで好スタートを切ることができましたが、その後は尻すぼみとなりましたし、自身としても目標には遠く及ばなかったので、今年は少しでも有益な予想が出来るように精進を重ねたいとも思っています。