天皇賞・春・予想

先週はG1シリーズの中休みということもあり、好調なスタートを切れたG1シリーズの流れを維持できればと考えていましたが、結果はビックリするほどの予想でしたし、引き続き流れを維持できればと考えています。
今週からは新型コロナが5類に移行して初めてのGWですし、旅行やお出かけを予定れている方は、存分に楽しんできてください。また、G1シリーズが再開すると同時に、ダービーまで5週連続での開催となるので、大型連休に浮かれることなく気を引き締めていきます。
今週は歴史と伝統、格式のある天皇賞・春となりますが、近年はこの路線の存在価値が低く見られていて、メンバーレベルもG1馬が低レベといわれる4歳世代のダービー馬と菊花勝馬のみですが、この流れを維持し的中を目指していきます。

土曜の京都は、芝・ダートともに良馬場でした。しかし、全てのレースで33秒台を出せる馬が馬がいなかったことから、開幕週だった先週の土曜比較の水準ではありませんが、時計はまずまず出ていたと思います。
トラックバイアスも開催2周目ながら、完全に内前有利という訳でも無く、外からも伸びていたのでフラットな馬場という印象です。
日曜は天気も良くなり気温も上がりそうなので、土曜よりも軽い馬場にはなるはずですし、内有利の馬場になる可能性はあるかもしれません。

展開は、逃げ馬不在のメンバーなので、マテンロウレオが思い切った大逃げを打つ可能性もあります。しかし、番手以降はそこまで追いかけないでしょうし、後続はスローよりのペースにはなると思います。道中のペースも読めないものの、後半は2周目の3コーナー手前のラスト5F目もしくは4F目からペースは上がるはずです。高速馬場の水準まで回復すれば、直線でも速い上がりが求められるレースになるでしょう。
これらを踏まえて

本命は⑭テーオーロイヤル
骨折後の長休明けの4走前こそ崩れましたが、その後の近3走のパフォーマンスと実績を見れば、今が完成期に入ったというのは明らかですし、3000M以上の重賞で崩れていない安定感を買います。
特に前走でのパフォーマンスは、去年の阪神大賞典の勝ち馬とも馬場差を考慮すれば、後半の5~3Fのタイムは見劣りませんし、2走前にラスト3F33秒台で勝ったことから、速い上がりを求められても対応できると思います。
しかし、去年の12月から3000M以上を3回使っているので、疲労の蓄積と外目の枠、初の舞台に加えて父ミスプロ系が不振のレースなど不安材料となりますが、比較的ポジションを取れる馬ですし、ジョッキーもG1勝利の最大のチャンスとなることからも期待しています。

対抗は⑤ブローザホーン
前走こそ転厩初戦や初の距離ということもあり、道中でハミを噛んで力みが終い伸びない結果となったようですが、今回は対策もしていることや距離も2度目ということで、前進を期待しています。
京都で2勝を挙げていて初の重賞勝利の舞台ですし、坂の下りで勢いをつけられる外回りコースは合っているように感じているので、前走以上のパフォーマンスに期待します。
それでも、対策が必ず功を奏すとも限りませんし、折り合い面でも不安はありますし、渋って時計が掛かる馬場の方が合っているので、高速馬場への課題もあることからこの評価としました。

3番手は⑫ドゥレッツァ
菊花賞は不利である大外枠を克服しての勝利で、勝ち時計や後半の5~3Fのタイムも評価できるレベルにはあるので、このメンバーなら古馬相手のG1でも能力は見劣らないはずです。
ジョッキーも5年前の2着だった陣営との勝負にもなるので、期するモノはあるはずです。
ただ叩き台だった前走が、外を回したロスや追い出しを待たされたにしては、勝ち馬に離され過ぎですし、2走前にしても完璧な騎乗をして大外枠を跳ね返したモノですし、ジョッキーの乗り替わりや本命馬同様に血統面と不安も小さくは無いので、この評価としました。

その他では
①サリエラ
出走馬唯一の、父ディープインパクトに母父欧州型、母母も欧州型というドンピシャの血統ですし、最内枠と速い上がりを活かせる展開となれば、牝馬でもチャンスはあると思っています。
⑩サヴォーナ
前走はジョッキーもこの馬の持ち味を活かせなかったと言っていましたし、長く良い脚を使えるのでロンスパ戦となるレースは合っているはずなので、見限るには尚早と考えています。

ということで予想は

◎ ⑭
〇 ⑤
▲ ⑫
☆ ①、⑩
△ ④、⑦、⑨、⑯

このような予想となりました。
今週も各馬の適性やポジショニング、展開などかなり悩むレースをなってので、印を多く回して相手を拾えるようにした予想となりました。今は良い流れを維持できていると思っているので、多少は配当面に目をつぶって連続的中にこだわった予想でもあります。
春のG1シリーズが始まって、これまでの不振を払拭出来ている手応えもあるので、連続的中という結果と勢いを持って、NHKマイルから始まる東京ラウンドを迎える事が出来ればとも考えています。

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